トラスコ中山、今期最終を26％上方修正・4期ぶり最高益更新へ

　トラスコ中山 <9830> が11月1日後場(13:00)に決算を発表。21年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結最終利益は前年同期比30.9％増の74.8億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の95.2億円→119億円(前期は80億円)に25.7％上方修正し、増益率が18.9％増→49.5％増に拡大し、4期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結最終利益も従来予想の42.8億円→67.3億円(前年同期は36.7億円)に57.2％増額し、増益率が16.6％増→83.3％増に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結最終利益は前年同期比62.4％増の22.4億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の3.9％→4.1％とほぼ横ばいだった。

株探ニュース