ながの東急、今期経常を一転56％減益に下方修正

　ながの東急百貨店 <9829> [ＪＱ] が9月12日大引け後(16:00)に業績修正を発表。20年1月期の連結経常利益を従来予想の2億2400万円→9600万円(前期は2億1900万円)に57.1％下方修正し、一転して56.2％減益見通しとなった。
　同時に、2-7月期(上期)の連結経常利益も従来予想の1億1200万円→700万円(前年同期は1億円)に93.8％下方修正し、一転して93.0％減益見通しとなった。

　また、期末一括配当は引き続き未定とした。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　第２四半期累計期間の売上高は、春先の低温、長梅雨等の天候の影響等による夏物クリアランスの不振もあり、婦人衣料を中心に売上が低迷しました。また、化粧品及び美術・宝飾品は堅調に推移し前年度実績を上回るものの、消費増税に伴う駆け込み需要が想定に届かず、前回発表予想を下回る見通しとなりました。利益面につきましては、販売費、改装費等の節減に努めましたが、営業収益の減少を補うには至らず、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する四半期純利益（または四半期純利益）はいずれも前回発表予想を下回る見通しとなりました。　通期業績予想につきましては、当第２四半期累計期間の業績予想及び今後の業界動向を踏まえ、売上予想を下方修正するとともに経費の見直しを行った結果、各利益段階において、前回発表予想を下回る見通しとなりました。（注）上記の業績予想は、本資料の発表日現在において当社が入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいております。実際の業績は、今後の様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。