決算プラス・インパクト銘柄 【東証1部】 … イオン、レノバ、ＡＢＣマート (1月9日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の1月8日から9日の決算発表を経て10日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　東京個別 <4745>
　19年2月期第3四半期累計(3-11月)の経常利益(非連結)は前年同期比7.2％増の12.7億円に伸び、通期計画の27.3億円に対する進捗率は5年平均の32.8％を上回る46.8％に達した。

★No.2　レノバ <9519>
　19年3月期の連結経常利益を従来予想の21億円→27億円に28.6％上方修正した。

★No.4　イオンディラ <9787>
　19年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比4.7％増の136億円に伸びたが、通期計画の185億円に対する進捗率は73.9％となり、5年平均の72.6％とほぼ同水準だった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<4745> 東京個別 　　　東１ 　 +15.08 　　1/ 9　　　3Q　　　　7.21
<9519> レノバ 　　　　東１ 　 +14.58 　　1/ 9　　上期　　　-35.65
<5942> フイルコン 　　東１ 　 +14.14 　　1/ 9　本決算　　　-15.41
<9787> イオンディラ 　東１　　 +6.61 　　1/ 9　　　3Q　　　　4.74
<2670> ＡＢＣマート 　東１　　 +2.48 　　1/ 9　　　3Q　　　　2.20

<2791> 大黒天 　　　　東１　　 +2.02 　　1/ 9　　上期　　　-34.65
<8267> イオン 　　　　東１　　 +0.50 　　1/ 9　　　3Q　　　　4.93
<3396> フェリシモ 　　東１　　 +0.42 　　1/ 9　　　3Q　　　-30.99

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした10日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース