【買い】ジャパンシステム:大きな下髭+勝率68%の買いシグナル
要旨
好材料がある点に加え、直近の大幅下落はやや過剰。統計的にも買いが優勢の状況なため、反発に期待です。ここは上手く指値注文で仕掛けたいところ。
ジャパンシステム株式会社とは?
ソフトウェア開発会社。官公庁・金融・通信・製造業向けのソフト開発が主軸。コンピュータ機器の販売も手掛ける。
最近のトピック
日経新聞が18日付で「政府は全国民に割り振る社会保障と税の共通番号(マイナンバー)を医療分野にも活用する方針」と報じました。この関連株として、ジャパンシステムは注目されています。加えて、2月中旬の発表によるとコスト管理の徹底により増益とのこと。ソフトウェア開発やコンピュータ機器の販売も堅調。
どんな値動きをしているの?
5月に入ってから急激に株価が伸びており、5月初めには276円だった株価は一時926(+236%)円にまで上昇しました。直近は調整期間が続いており、株価は655円にまで戻しています。
ここがポイント!
(1) 大きすぎる陰線
6月27日の下落の勢いはやや過剰。統計的に見ても短期的に買いが優勢の状況です。
(2) 大きな下髭
大幅下落となったものの日中に株価が戻していることから買い勢力が強まっていることが読み取れます。
(3) 25日平均線への急接近
移動平均線はサポートラインとして機能しやすいことから、下支えとなる可能性が考えられます。
まとめ
以上3点の理由より、ここは短期的な反発を期待して「押し目買い」で攻めましょう。
留意点
統計的に優位ではありますが、続落となる可能性があるためロスカットは必須です。また、詳しい売買手法に関しては次項を参照して頂ければ幸いです。
統計解析の結果の概要
利用した戦略:上昇トレンド押し目買い
検証期間:2000年1月4日~2014年6月27日
取引回数:2244回
対象市場:東証一部、二部、マザーズ、JASDAQ
売買手法:寄指(直近安値)買い→引成売り
勝率:68%
勝ちトレード平均利益:+6.3%
負けトレード平均損失:-5.2%
平均損益率:+2.6%
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