メイテックが後場マイナス転換、１５年３月期最終利益予想を下方修正

　メイテック<9744.T>が後場に入りマイナスに転じている。前引け後に１５年３月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の７９０億円から８０４億円（前期比７．３％増）へ、営業利益を同７７億円から８５億円（同２１．８％増）へ上方修正した一方、純利益を同４９億円から３４億円（同１４．４％減）へ下方修正したことが嫌気されている。足もとの堅調な受注動向などからエンジニア派遣事業の稼働率などを引き上げたことで売上高、営業利益は上方修正したが、上期に老朽化した大型研修施設の利用停止を決定し、それに伴う減損損失などを特別損失に計上したことが要因としている。
　なお、同時に発表した第２四半期累計（４～９月）決算は、売上高３９３億円（前年同期比９．９％増）、営業利益３９億９２００万円（同３７．３％増）、純利益１億９４００万円（同８８．６％減）だった。

メイテックの株価は１３時１９分現在３２６５円（▼１１５円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）