メイテック、今期経常を3％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も実質6％増額

　メイテック <9744> [東証Ｐ] が10月27日昼(11:30)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比41.3％増の76.3億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の155億円→159億円(前期は129億円)に2.6％上方修正し、増益率が19.7％増→22.8％増に拡大し、従来の3期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比9.6％増の82.6億円に伸びる計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の79円→84円(前期は1→3の株式分割前で217.5円)に修正し、22年6月に実施した1→3の株式分割を考慮すると、実質6.3％増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比37.9％増の38.9億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の10.8％→13.1％に上昇した。

株探ニュース