トランスコス、前期経常は66％増益で着地・1-3月期(4Q)経常は43％減益、今期業績は非開示

　トランス・コスモス <9715> が4月30日大引け後(15:00)に決算を発表。20年3月期の連結経常利益は前の期比66.0％増の89.5億円に拡大し、10期連続増収となった。なお、21年3月期の業績見通しは開示しなかった。

　同時に、従来未定としていた前期の期末一括配当を46円実施するとし、今期の年間配当は未定とした。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比43.5％減の12.5億円に落ち込んだが、売上営業利益率は前年同期の3.2％→3.5％に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当社は、株主に対する利益還元を経営の最重要政策の一つとして位置づけております。配当政策については業績に連動した配当性向重視型を採用しており、株主の皆様に対する利益還元をはかることにより、結果として当社の株式の市場価値を高めることを基本方針としております。　当期（2020年３月期）の配当予想については、2019年４月26日公表において未定としておりましたが、上記方針に基づき１株当たり配当予想を46円とさせていただきます。　なお、1株当たり配当金については、2020年５月15日開催予定の取締役会で決議する予定であります。