21日付日本経済新聞朝刊が
「三井不動産が帝国ホテルの33％の株式を取得し、
傘下に収める方向で最終調整に入った」と報じたことが手掛かり

安定株主ができることに加え、
「三井不が大株主になることで、
より大規模な追加投資ができる可能性がある」

一株当たりの取得価格は9000円程度で
調整されているとされており、
現値との乖離の大きさに関心も

東京都心にはザ・リッツ・カールトン、ザ・ペニンシュラなど外資の有力ホテルが相次ぎ進出、国内勢との競争が激しくなっている。国内ホテル業界では大手のロイヤルホテルが昨年、不動産大手の森トラストに対して第三者割当増資を実施、同社を40％の株式を持つ筆頭株主に迎えた。バブル崩壊後の財務の立て直しをほぼ終え、大型再開発に前向きな姿勢を強める不動産大手とホテル大手が手を組む形で国内ホテル業界の再編が進む可能性が。





帝国ホテルは売買停止、三井不の株式取得報道の真偽確認(東洋経済新報社)
2007/09/21(09:25)
http://minkabu.jp/stock/9708/news/5790