両毛システムが朝高後に値を消す、上期営業利益が６．２倍も材料出尽くし感

　両毛システムズ<9691.T>は朝高後に値を消し、６日ぶりに反落となっている。自治体・学校や企業向け情報管理システムの開発、構築支援を展開しているが、不採算案件の収束による経費削減を進める一方、成長市場におけるシステム導入需要を捉え、足もと消費税増税前の駆け込み需要及び改元や、法改正等システム改修の増収効果もあり、業績は絶好調だ。

　２４日取引終了後に発表された２０年３月期第２四半期（４～９月）の連結営業利益は従来予想の６億円に対して６億６６００万円（前年同期比６．２倍）で着地しており、通期計画に対する進捗率が８８．８％となった。ただ、株価は９月下旬からこうした好調な業績を織り込み水準を切り上げてきただけに、目先材料出尽くし感から利益確定売りに押された。

出所：MINKABU PRESS