東競馬、今期経常を26％上方修正・最高益予想を上乗せ

　東京都競馬 <9672> が10月30日大引け後(15:00)に決算を発表。20年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比34.7％増の84億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の85.1億円→107億円(前期は80億円)に26.3％上方修正し、増益率が6.3％増→34.2％増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の35.2億円→57.5億円(前年同期は46.1億円)に63.5％増額し、一転して24.9％増益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比20.1％増の34.1億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の37.5％→42.9％に上昇した。

株探ニュース