日本プロセス、今期経常を12％上方修正、配当も1円増額

　日本プロセス <9651> [ＪＱ] が4月27日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。21年5月期の連結経常利益を従来予想の6.6億円→7.4億円(前期は7.8億円)に12.0％上方修正し、減益率が15.3％減→5.1％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した12-5月期(下期)の連結経常利益も従来予想の3.1億円→3.9億円(前年同期は4.1億円)に25.6％増額し、減益率が24.5％減→5.1％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の26円→27円(前期は26円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　（個別業績予想）　新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大により、社会経済活動全体が停滞するものと予想しておりましたが、感染症拡大による業績への影響は、当初予想より軽微でありました。　また、開発体制の見直しおよび経費削減の効果により、売上、利益とも前回発表予想を上回る見通しとなりました。（連結業績予想）　連結業績につきましては、個別業績予想の修正理由によるものです。

　　当社は、株主の皆様への利益還元を経営の重要課題として位置付けており、成長の源泉として利益を確保すると同時に、安定的な配当の継続と概ね配当性向50％以上を目標として実施することを配当の基本方針としております。　期初配当予想では年間配当金を1株当たり26円としておりましたが、今後の業績動向の見通しを踏まえて、期末配当予想を１株当たり１円増配し13円から14円と引き上げることといたします。　これにより、当期の年間配当金は、1株当たり27円となる予定です。