2,825円
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5日の日経平均は反発。164.86円高の23300.09円(出来高概算11億5000万株)で取引を終えた。米国が15日より前に米中通商協議における第一段階の合意を見込んでいるとの報道を受けた米国株高の流れを受け、買い先行で始まった。国内では経済対策の民間支出を含む事業規模を26.0兆円程度、財政支出を13.2兆円とする最終案を政府与党政策懇談会で提示したと報じられており、経済対策への期待感から前場半ばには一時23363.44円まで上げ幅を拡大させる局面もみられた。後場寄り付き直後には23259.82円と上げ幅を縮めるものの、その後は23300円を挟んでのこう着が続いた。
東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1200を超えており、全体の過半数を占めている。セクターでは鉄鋼、海運、ガラス土石、金属製品、鉱業、パルプ紙、その他金融、非鉄金属が上昇。一方で水産農林、サービス、陸運、情報通信、その他製品が小安かった。指数インパクトの大きいところでは、ファナック<6954>、ソフトバンクG<9984>、TDK<6762>、第一三共<4568>、アステラス薬<4503>、中外薬<4519>、アドバンテスト<6857>が堅調。一方でテルモ<4543>、資生堂<4911>、NTTデータ<9613>が小安い。
リバランス中心であろうが、米株高の流れを受けて日経平均は25日線を回復した。ただし5日線との攻防となっており、5日線と25日線とのデッドクロスが接近している状況でもあり、神経質にならざるを得ないだろう。テクニカル面とはいえ、シグナルが悪化してくると、リバウンド機運は高まりづらいところ。物色としてもやや内需志向のようにみられ、インデックス売買主導で日経平均は反発するも、個人主体のマザーズ指数は下落しているところをみると、オーバーウィークのポジションを避ける流れから、明日についても利食いの動きが意識されそうである。
本日は鉄鋼が4%を超える上昇となった。米中通商協議を巡る不透明感が和らいだことが材料視されていたが、基本的にはショートカバーによるリバランスであろう。日経平均が高値圏でのこう着が続く中、低迷していたセクター等には買い戻しが意識されるほか、需給良好な銘柄などに資金が集中しやすいだろう。また、マザーズは下落しているものの、出遅れ感の強い銘柄や業績成長が期待される銘柄などへは、利食いをこなしながらの物色が意識される。
<CN>
東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1200を超えており、全体の過半数を占めている。セクターでは鉄鋼、海運、ガラス土石、金属製品、鉱業、パルプ紙、その他金融、非鉄金属が上昇。一方で水産農林、サービス、陸運、情報通信、その他製品が小安かった。指数インパクトの大きいところでは、ファナック<6954>、ソフトバンクG<9984>、TDK<6762>、第一三共<4568>、アステラス薬<4503>、中外薬<4519>、アドバンテスト<6857>が堅調。一方でテルモ<4543>、資生堂<4911>、NTTデータ<9613>が小安い。
リバランス中心であろうが、米株高の流れを受けて日経平均は25日線を回復した。ただし5日線との攻防となっており、5日線と25日線とのデッドクロスが接近している状況でもあり、神経質にならざるを得ないだろう。テクニカル面とはいえ、シグナルが悪化してくると、リバウンド機運は高まりづらいところ。物色としてもやや内需志向のようにみられ、インデックス売買主導で日経平均は反発するも、個人主体のマザーズ指数は下落しているところをみると、オーバーウィークのポジションを避ける流れから、明日についても利食いの動きが意識されそうである。
本日は鉄鋼が4%を超える上昇となった。米中通商協議を巡る不透明感が和らいだことが材料視されていたが、基本的にはショートカバーによるリバランスであろう。日経平均が高値圏でのこう着が続く中、低迷していたセクター等には買い戻しが意識されるほか、需給良好な銘柄などに資金が集中しやすいだろう。また、マザーズは下落しているものの、出遅れ感の強い銘柄や業績成長が期待される銘柄などへは、利食いをこなしながらの物色が意識される。
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