2,826円
NTTデータグループのニュース
日経平均株価
始値 23292.70
高値 23363.44(10:16)
安値 23259.82(12:31)
大引け 23300.09(前日比 +164.86 、 +0.71% )
売買高 11億5389万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆0375億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は3日ぶり反発、前日の米株高や円安を背景にリスク選好の流れ
2.大型経済対策の閣議決定を前に建設株や鉄鋼・セメントなど素材関連買われる
3.1ドル=108円台後半の円安や香港・中国株高も投資家心理改善につながる
4.明日に発表が予定される米11月の雇用統計を前に買い一巡後は上げ幅を縮小
5.値上がり銘柄数は1300近くにのぼり、売買代金はかろうじて2兆円台乗せ
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは146ドル高と4日ぶりに反発した。米中が第1段階の貿易合意に近づいているとの観測から買いが先行。また、米長期金利の上昇を受けJPモルガンやゴールドマン・サックスが買われ指数を押し上げた。
東京市場では前日の米株高などを受け切り返しに転じ、日経平均株価は終始堅調。先物主導で買い戻されたが上値に重さもみられた。
5日の東京市場は、米中貿易協議の先行きに対する不安がやや後退したことでリスク選好の流れに戻った。前日の米国株市場でNYダウなどの主要株指数が揃って上昇、外国為替市場では1ドル=108円80~90銭の推移と円安に振れていることもポジティブ材料。香港株や中国上海株などが堅調な動きをみせていたことも市場心理の改善につながった。政府が本日閣議決定する大型の経済対策への期待感から内需の建設株や、鉄鋼やセメントなど周辺の素材関連株に物色の矛先が向き、全体相場を支えた。日経平均は一時230円近い上昇をみせる場面があった。ただ、明日に予定される11月の米雇用統計の結果を見極めたいとの思惑もあり、買い一巡後は伸び悩んだ。なお、東証1部の売買代金はかろうじて2兆円台をキープした。
個別では、村田製作所<6981>、キーエンス<6861>が堅調、ファナック<6954>、太陽誘電<6976>も買い優勢。日本製鉄<5401>も上昇した。SUMCO<3436>も高い。サインポスト<3996>は前日に続き一時値幅制限いっぱいに買われた。神東塗料<4615>、オルトプラス<3672>、ソリトンシステムズ<3040>も値を飛ばした。テー・オー・ダブリュー<4767>が大幅高、太平洋セメント<5233>も物色人気。
半面、資生堂<4911>が軟調、楽天<4755>が安く、NTTドコモ<9437>も売りに押された。日本電産<6594>が冴えず、SMC<6273>も値を下げた。ダブル・スコープ<6619>、串カツ田中ホールディングス<3547>などが急落、ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>も大きく値を下げた。ベクトル<6058>が安く、曙ブレーキ工業<7238>も下落。内田洋行<8057>も利食われた。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファナック <6954> 、SBG <9984> 、TDK <6762> 、第一三共 <4568> 、アステラス <4503> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約53円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はテルモ <4543> 、資生堂 <4911> 、NTTデータ <9613> 、バンナムHD <7832> 、リクルート <6098> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約12円。
東証33業種のうち上昇は27業種。上昇率の上位5業種は(1)鉄鋼、(2)海運業、(3)ガラス土石製品、(4)金属製品、(5)鉱業。一方、下落率の上位5業種は(1)水産・農林業、(2)サービス業、(3)陸運業、(4)情報・通信業、(5)その他製品。
■個別材料株
△Bガレージ <3180>
上期経常を32%上方修正・3期ぶり最高益更新へ。
△プレサンス <3254>
三菱UFJMS証券が目標株価を2900円に引き上げ。
△ディディエス <3782> [東証M]
ランシステム <3326> [JQ]の「セルフ店舗システム」に本人認証採用。
△神東塗 <4615>
住友化系で親子上場解消の思惑波及。
△DOWA <5714>
SMBC日興証券が投資判断を引き上げ。
△イー・ギャラ <8771>
大和ハウスとの業務提携発表。
△楽天地 <8842>
2-10月期経常は57%増益、配当を20円増額。
△トーセイ <8923>
子会社がドイツ保険大手からアセットマネジメント受託。
△SOU <9270> [東証M]
ベガコーポ <3542> [東証M]の越境ECプラットフォームに出店。
△ブックオフG <9278>
11月既存店売上高が2ヵ月ぶりにプラスに転じる。
▼リンクユー <4446> [東証M]
第1四半期営業利益の進捗率が14%。
▼AKIBA <6840> [JQ]
東証が信用規制。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)サインポスト <3996> 、(2)神東塗 <4615> 、(3)オルトP <3672> 、(4)ソリトン <3040> 、(5)デサント <8114> 、(6)共和レ <3553> 、(7)近畿車 <7122> 、(8)日本製鉄 <5401> 、(9)TOW <4767> 、(10)学究社 <9769> 。
値下がり率上位10傑は(1)パイプドHD <3919> 、(2)WSCOPE <6619> 、(3)鎌倉新書 <6184> 、(4)串カツ田中 <3547> 、(5)SHIFT <3697> 、(6)ガンホー <3765> 、(7)ベクトル <6058> 、(8)大幸薬品 <4574> 、(9)双信電機 <6938> 、(10)水戸 <8622> 。
【大引け】
日経平均は前日比164.86円(0.71%)高の2万3300.09円。TOPIXは前日比8.14(0.48%)高の1711.41。出来高は概算で11億5389万株。東証1部の値上がり銘柄数は1275、値下がり銘柄数は784となった。日経ジャスダック平均は3700.82円(0.29円高)。
[2019年12月5日]
株探ニュース
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