ウィルソンＷ、今期最終を赤字縮小に上方修正、未定だった配当は無配継続

　ウィルソン・ラーニング　ワールドワイド <9610> [ＪＱ] が2月14日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終損益は2億5800万円の赤字(前年同期は5億2500万円の赤字)に赤字幅が縮小した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の4億6000万円の赤字→3億3000万円の赤字(前期は6億2900万円の赤字)に上方修正し、赤字幅が縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の2億9500万円の赤字→1億6500万円の赤字(前年同期は7500万円の赤字)に上方修正し、赤字幅が縮小する計算になる。

　同時に、従来未定としていた期末一括配当を見送る(前期は無配)とし、無配継続する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終損益は9300万円の赤字(前年同期は2900万円の黒字)に転落したが、売上営業損益率は前年同期の-19.8％→-17.0％に改善した。

株探ニュース