ベストワンが後場急落、第１四半期営業利益は黒字転換も物足りなさ◇

　ベストワンドットコム<6577.T>が後場急落している。午後１時ごろに発表した第１四半期（８～１０月）連結決算で、営業利益は２６００万円（前年同期３９００万円の赤字）と黒字転換したものの、１億～３億円（前期比５．１～１５．３倍）を見込む２４年７月期通期予想に対して物足りないとの見方が強く、売りにつながっているようだ。

　第１四半期の売上高は８億９５００万円（前年同期比８．２倍）となった。８月にエイチ・アイ・エス<9603.T>及びＨＩＳグループのクルーズプラネットとの共同チャータークルーズの催行が２本あったことにより、四半期ベースで過去最高を更新した。ただ、チャータークルーズの販売が想定を下回ったため、売上総利益率が１４．７％（前年同期２１．７％）に低下した。

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出所：MINKABU PRESS