光通信、今期最終を一転1％増益に上方修正・最高益、配当も12円増額

　光通信 <9435> [東証Ｐ] が11月14日昼(12:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終利益は前年同期比48.6％増の598億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の620億円→880億円(前期は873億円)に41.9％上方修正し、一転して0.7％増益を見込み、7期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益は前年同期比40.2％減の281億円に落ち込む計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の524円→536円(前期は491円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結最終利益は前年同期比64.6％増の322億円に拡大したが、売上営業利益率は前年同期の17.9％→16.7％に低下した。

株探ニュース