上値の重い展開と予想
同社はMVNO事業やモバイル・ソリューションの提供を手掛けています。
5月17日に米国で周波数免許不要の市民ブロードバンド無線サービス(CBRS)の商用基地局に関する認可を取得したと発表しました。これを受け、同社株には業績拡大期待から資金の流入が続き、6月10日には年初来高値253円をつけました。
同社は中長期での業績拡大が期待できるものの、直近大幅に上昇した反動で短期的には上値の重い展開になると考えます。
直近発表の平成31年3月期決算では
売上高35億1800万円(前年同期比+16.0%)
営業利益-5億2000万円(前年同期-10億9300万円)
純利益-4億9900万円(前年同期-23億4800万円)
と増収、赤字縮小となっています。
昨年6月に改正されたクレジットに関する法律(割賦販売法)に準拠したクレジットカード決済関連のソリューションが好調で赤字縮小となっています。また、格安SIM事業の月額課金サービスも増収傾向が続いています。
しかし、フィンテック関連やデータ通信サービスへの設備投資により営業赤字が継続しています。赤字額は年々減少傾向にあるものの、早期に黒字化を達成できるかは未知数です。
株価動向を見てみると直近は調整が続いています。
6月21日は前日比-5.88%と大きく売られており、含み損を抱えたまま同社株を保有している投資家が多くいると考えられます。そのためこの水準での買いは控えたいと判断しました。
5月17日に米国で周波数免許不要の市民ブロードバンド無線サービス(CBRS)の商用基地局に関する認可を取得したと発表しました。これを受け、同社株には業績拡大期待から資金の流入が続き、6月10日には年初来高値253円をつけました。
同社は中長期での業績拡大が期待できるものの、直近大幅に上昇した反動で短期的には上値の重い展開になると考えます。
直近発表の平成31年3月期決算では
売上高35億1800万円(前年同期比+16.0%)
営業利益-5億2000万円(前年同期-10億9300万円)
純利益-4億9900万円(前年同期-23億4800万円)
と増収、赤字縮小となっています。
昨年6月に改正されたクレジットに関する法律(割賦販売法)に準拠したクレジットカード決済関連のソリューションが好調で赤字縮小となっています。また、格安SIM事業の月額課金サービスも増収傾向が続いています。
しかし、フィンテック関連やデータ通信サービスへの設備投資により営業赤字が継続しています。赤字額は年々減少傾向にあるものの、早期に黒字化を達成できるかは未知数です。
株価動向を見てみると直近は調整が続いています。
6月21日は前日比-5.88%と大きく売られており、含み損を抱えたまま同社株を保有している投資家が多くいると考えられます。そのためこの水準での買いは控えたいと判断しました。