ビジョンが急反騰し上場来高値更新、第１四半期は３３％営業増益

　ビジョン<9416.T>が急反騰し上場来高値を更新している。１４日の取引終了後に発表した第１四半期（１～３月）連結決算が、売上高６４億７０００万円（前年同期比３１．４％増）、営業利益９億８０００万円（同３３．１％増）、純利益６億６９００万円（同３０．２％増）と大幅増益となったことが好感されている。

　グローバルＷｉ－Ｆｉ事業でレンタル件数が増加したほか、情報通信サービス事業で主要ターゲットである新設法人・ベンチャー企業の獲得及びＣＲＭによる継続取引の積み上げが好調に推移したことが貢献した。

　なお、１９年１２月期通期業績予想は、売上高２４４億７０００万円（前期比１３．８％増）、営業利益３０億１２００万円（同２１．２％増）、純利益２０億３００万円（同３１．０％増）の従来見通しを据え置いている。

　同時に２９万２３００株（発行済み株数の１．８０％）を上限として自社株買いを実施し、うち２９万２２００株を１株４６００円で公開買い付けすると発表した。買い付け期間は５月１５日から６月１１日を予定しており、買い付け代金は１３億４４１２万円に上る。

出所：minkabuPRESS