防衛省への引き渡し遅延により業績下方修正
日本最大の衛星有料多チャンネル放送「スカパー!」を手掛けるメディア事業と、アジア最大の宇宙・衛星事業が両輪。「スカパー!」の1月末加入件数は321万件を超える。
2月7日の決算、18年3月期第3四半期累計の連結経常利益は前年同期比19.0%減の128億円に減り、通期計画の175億円に対する進捗率は73.4%にとどまり、5年平均の78.1%も下回った。
Jリーグ放映権喪失等に伴うサッカー関連コンテンツ収入の減少49億円や、サッカー以外の視聴料収入の減少25億円などが響いた。
3月20日、業績修正を発表した。18年3月期の連結経常利益を従来予想の175億円から160億円(前期は248億円)に8.6%下方修正した。
子会社のディー・エス・エヌが防衛省より受注した「X バンド衛星通信中継機能等の整備・運営事業」に関連し、同社より衛星調達業務を請け負っているが、本事業衛星1号機の打ち上げ時期が変更となり防衛省に対する引き渡しが従来想定していた2018年3月から遅延し、2018年4月となる見通しとなったことが要因。
チャート面では3月14日から200日線より上を維持できず下げてきている。5日線と25日線がデッドクロス間近となっており、引き続き下落する展開を想定する。
業種:情報・通信
時価総額:1650.6億円
PER:14.34倍
PBR:0.66倍
2月7日の決算、18年3月期第3四半期累計の連結経常利益は前年同期比19.0%減の128億円に減り、通期計画の175億円に対する進捗率は73.4%にとどまり、5年平均の78.1%も下回った。
Jリーグ放映権喪失等に伴うサッカー関連コンテンツ収入の減少49億円や、サッカー以外の視聴料収入の減少25億円などが響いた。
3月20日、業績修正を発表した。18年3月期の連結経常利益を従来予想の175億円から160億円(前期は248億円)に8.6%下方修正した。
子会社のディー・エス・エヌが防衛省より受注した「X バンド衛星通信中継機能等の整備・運営事業」に関連し、同社より衛星調達業務を請け負っているが、本事業衛星1号機の打ち上げ時期が変更となり防衛省に対する引き渡しが従来想定していた2018年3月から遅延し、2018年4月となる見通しとなったことが要因。
チャート面では3月14日から200日線より上を維持できず下げてきている。5日線と25日線がデッドクロス間近となっており、引き続き下落する展開を想定する。
業種:情報・通信
時価総額:1650.6億円
PER:14.34倍
PBR:0.66倍