決算マイナス・インパクト銘柄 【東証1部】引け後 … 北の達人、ヨシムラＨＤ、三益半導 (7月15日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の7月14日から15日の決算発表を経て16日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　ヨシムラＨＤ <2884>
　21年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比59.0％減の9400万円に大きく落ち込み、通期計画の9億2200万円に対する進捗率は10.2％にとどまり、4年平均の37.2％も下回った。

▲No.3　日本国土開発 <1887>
　20年5月期の連結経常利益は前の期比32.1％減の97.8億円に落ち込み、21年5月期も前期比4.9％減の93億円に減る見通しとなった。

▲No.5　不二越 <6474>
　20年11月期の連結経常利益を従来予想の115億円→22億円(前期は122億円)に80.9％下方修正し、減益率が6.1％減→82.0％減に拡大する見通しとなった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<2884> ヨシムラＨＤ 　東１ 　 -23.24 　　7/15　　　1Q　　　-58.95
<2930> 北の達人 　　　東１　　 -8.26 　　7/15　　　1Q　　　　1.27
<1887> 日本国土開発 　東１　　 -6.16 　　7/15　本決算　　　 -4.94
<2796> ファマライズ 　東１　　 -4.43 　　7/15　本決算　　　 13.93
<6474> 不二越 　　　　東１　　 -3.70 　　7/15　　上期　　　-75.68

<3091> ブロンコＢ 　　東１　　 -3.68 　　7/15　　上期　　　　赤転
<8155> 三益半導 　　　東１　　 -3.28 　　7/15　本決算　　　　　－
<5942> フイルコン 　　東１　　 -3.15 　　7/15　　上期　　　-17.40
<8940> インテリクス 　東１　　 -2.61 　　7/15　本決算　　　　　－
<6552> ゲームウィズ 　東１　　 -2.49 　　7/15　本決算　　　　　－

<6866> ＨＩＯＫＩ 　　東１　　 -2.35 　　7/15　　上期　　　 -0.36
<9366> サンリツ 　　　東１　　 -1.72 　　7/15　本決算　　　　　－
<3548> バロック 　　　東１　　 -1.35 　　7/15　　　1Q　　　　赤転

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした16日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース