大運、今期経常を一転2.1倍増益に上方修正・5期ぶり最高益、配当も1円増額

　大運 <9363> [東証２] が11月10日大引け後(15:40)に業績・配当修正を発表。22年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の1億5000万円→4億円(前期は1億8900万円)に2.7倍上方修正し、一転して2.1倍増益を見込み、一気に5期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。
　同時に、4-9月期(上期)の経常利益も従来予想の7500万円→2億9000万円(前年同期は1億0300万円)に3.9倍上方修正し、一転して2.8倍増益を見込み、一気に5期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなった。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の6円→7円(前期は6円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2022年３月期第２四半期の業績予想数値を上記の通り変更しております。営業収入については海上運賃の上昇、一部収受料金の見直し、また中国関連の輸入貨物が引き続き好調で前回発表予想を上回る見込みとなっております。営業利益、経常利益、四半期純利益については前回発表予想を大幅に上回る見込みとなっております。これは、作業体制の見直し及び事務処理の効率化による更なる経費削減によるものであります。　2022年３月期通期業績予想数値を上記の通り変更しております。営業収入については収受料金の見直しの影響、また引き続き海上運賃の上昇が見込まれる予想となっております。また、営業利益、経常利益、当期純利益については作業体制の見直し及び事務処理の効率化の影響により前回発表予想を大幅に上回る見込みとなっております。

　業績予想の上方修正の通り、予想を大幅に上回る当期純利益を計上する見込みとなっております。それに従い、当期末の１株当たりの配当予想を６円から７円に変更いたします。