アサガミ、上期経常は一転黒字浮上で上振れ着地

　アサガミ <9311> [東証２] が10月29日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は3.7億円の黒字(前年同期は9.2億円の赤字)に浮上し、従来の4.3億円の赤字予想から一転黒字で着地。
　通期計画の12.2億円に対する進捗率は30.2％となった。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比55.0％減の8.5億円に大きく落ち込む計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常損益は0.1億円の赤字(前年同期は5.4億円の赤字)に赤字幅が縮小し、売上営業損益率は前年同期の-7.6％→-0.3％に急改善した。

株探ニュース