ブックオフＧ、今期経常を50％上方修正、配当も7円増額

　ブックオフグループホールディングス <9278> が1月13日大引け後(15:00)に決算を発表。22年5月期第2四半期累計(6-11月)の連結経常利益は6.6億円となった。
　併せて、通期の同利益を従来予想の12億円→18億円に50.0％上方修正した。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の8円→15円(前期は6円)に大幅増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である9-11月期(2Q)の連結経常利益は3.7億円となった。

　※21年5月期(14ヵ月決算)が決算期変更のため、前年同期に同じ期間がない場合は前年同期との比較を表記していません。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2022年5月期における通期連結業績予想につきましては、前回公表時の2021年7月14日時点において、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、低迷したお客様の外出・消費マインドが本格的に回復するのは、当第4四半期ごろを想定しておりました。　しかしながら、当第1四半期から当第2四半期にかけての国内感染者数減少とともに、国内ブックオフ事業における既存店売上高が好調に推移したことに加え、各種コスト面の見直しを行ったことにより、2022年5月期通期連結売上高、営業利益は、想定を上回る見通しとなりました。　上記に加え、感染拡大防止のため、自治体からの要請に伴う営業時間短縮などに対し支給された協力金を営業外収益に計上したことにより、経常利益並びに親会社株主に帰属する当期純利益は、想定を上回る見通しとなりました。

　　当社は、将来の事業展開と経営体質の強化のために必要な内部留保を確保しつつ、安定した配当を継続していくことを基本方針としております。　上記の基本方針ならびに前述の通期連結業績予想の修正を踏まえ、2022年5月期の期末配当予想について、前回発表予想より7円増配し1株あたり15円に修正いたします。＜注意事項＞　上記に記載した予想数値は、作成日現在において入手可能な情報に基づき作成しておりますが、今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる場合があります。