ヤマシタＨＤ、今期経常を一転23％増益に上方修正、配当も27円増額

　ヤマシタヘルスケアホールディングス <9265> が3月30日大引け後(16:00)に決算を発表。21年5月期第3四半期累計(20年6月-21年2月)の連結経常利益は前年同期比38.7％増の7億2400万円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の5億7800万円→7億8900万円(前期は6億4200万円)に36.5％上方修正し、一転して22.9％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した12-5月期(下期)の連結経常利益も従来予想の1億1800万円→3億2900万円(前年同期は6000万円)に2.8倍増額し、増益率が96.7％増→5.5倍に拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の41円→68円(前期は54円)に大幅増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である12-2月期(3Q)の連結経常損益は2億6400万円の黒字(前年同期は6000万円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-0.5％→1.4％に改善した。

株探ニュース