ポエック、前期最終を一転赤字に下方修正

　ポエック <9264> [東証Ｓ] が9月27日大引け後(15:00)に業績修正を発表。22年8月期の連結最終損益を従来予想の2億3600万円の黒字→5000万円の赤字(前の期は1億9300万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した3-8月期(下期)の連結最終損益も従来予想の1億4200万円の黒字→1億4400万円の赤字(前年同期は1億0400万円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　コロナ感染被害の拡大により中国では主要都市でロックダウンが相次ぎ実施され、その影響を受けて、とくに環境エネルギー事業に関連した産業機材の生産や物流の遅延が続きました。また、半導体不足の影響が重なったことで納期の遅延、案件工事の延期が頻発しました。　このような影響を受けたことで、環境エネルギー事業に関連する市場が低迷状態で推移し売上高が減少する見込みとなりました。　親会社株主に帰属する当期純利益は、上記１及び２の通り特別損失を計上したこと及び当社が100％出資する子会社（ＡＳ株式会社）における当期純損失13百万円を当連結会計年度より連結業績に組み入れたことにより、減少する見込みとなりました。　通期個別の業績面につきましては、通期連結の業績面で記載の通り、環境エネルギー事業に関連した産業機材の納期遅延、案件工事の延期等により、売上高が減少する見込みとなりました。また、売上高の減少により営業利益が減少しました。　経常利益は連結子会社からの受取配当金によって前回発表予想及び前期実績と同水準となったものの、上記１及び２の特別損失を計上したことにより、当期純利益が減少する見込みとなりました。　以上により前回発表予想を修正するものであります。