東京汽、前期経常を49％上方修正

　東京汽船 <9193> [東証２] が5月14日後場(13:30)に業績修正を発表。18年3月期の連結経常利益を従来予想の6.8億円→10.1億円(前の期は11.4億円)に48.8％上方修正し、減益率が40.7％減→11.7％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の1.1億円→4.5億円(前年同期は4.9億円)に3.8倍増額し、減益率が76.0％減→9.1％減に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　（連結）　平成30年3月期通期連結業績予想につきましては、曳船事業において作業増加により売上高が前回予想（平成29年5月15日公表）より増加したため、営業利益は641百万円（前回予想比55.2％増）、経常利益は1,012百万円（前回予想比48.8％増）と予想数値を上回る見込みとなりましたので業績予想数値を修正いたします。　なお、親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、旅客船事業のうち横浜港における観光船部門において、固定資産の減損損失を124百万円計上することに伴い609百万円（前回予想比9.7％増）となる見込みです。（単体）　通期個別業績予想につきましても、連結と同様の理由により業績予想数値を修正いたします。（注）上記の予想数値につきましては、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。