2011/03/10 10:21 株式新聞

商船三井が安い、ゴールドマン証は「売り」の投資判断を再強調


商船三井が安い。午前１０時現在、株価は３円安の５３３円で推移している。

ゴールドマン・サックス証券が１０日付リポートで、「売り」の投資判断を再強調している。同社の来期（１２年３月期）業績見通しを日本郵船、川崎汽船の見通しと比較した場合、特にリターンの比較において株価に割高感があるというのが理由。商船三井はばら積み船のうち大型に属するケープサイズ船に対する依存度が高いため、ばら積み船運賃（特にケープサイズ船）の低迷のマイナス影響が大きいと指摘している。目標株価は４４０円。

　ばら積み船運賃の国際市況を示すバルチック海運指数（ＢＤＩ）は９日、１４７２と前日比４８ポイント（３．３７％）上昇した。３月に入り、やや持ち直し機運が出ている。

［ 株式新聞ニュース／ＫＡＢＤＡＳ－ＥＸＰＲＥＳＳ ］
提供：モーニングスター社 (2011-03-10 10:20)