阪急阪神、今期経常を10％上方修正

　阪急阪神ホールディングス <9042> [東証Ｐ] が10月31日大引け後(15:30)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比5.1倍の494億円に急拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の620億円→680億円(前期は384億円)に9.7％上方修正し、増益率が61.2％増→76.9％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比35.6％減の185億円に落ち込む計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比4.7倍の237億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の3.4％→10.2％に急改善した。

株探ニュース