近鉄ＧＨＤが続伸、第２四半期営業利益３２０億円への上方修正を好感

　近鉄グループホールディングス＜9041.T＞が続伸、一時前日比２０円高の４７６円まで買われている。同社は５日の取引終了後、１６年３月期の第２四半期累計（４～９月）連結業績予想の修正を発表。営業収益を従来予想の５９５０億円から５８９３億円（前年同期比０．９％減）へ、営業利益を２３０億円から３２０億円（同３３．５％増）へ、純利益を９５億円から１８５億円（同２８．８％増）へ修正、利益の上方修正を好感している。円安などの影響により海外旅行が低調なことから営業収益では下方修正となるが、鉄軌道部門やホテル部門などが好調に推移、旅行部門における利益率の改善や費用の抑制が利益を押し上げている。

近鉄ＧＨＤの株価は１０時５分現在４６７円（△１１円）

出所：株経通信（株式会社みんかぶ）