近鉄ＧＨＤ、今期経常を44％上方修正

　近鉄グループホールディングス <9041> が11月12日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は73.9億円の赤字(前年同期は437億円の赤字)に赤字幅が縮小した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の125億円の黒字→180億円の黒字(前期は419億円の赤字)に44.0％上方修正した。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比14倍の253億円に急拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常損益は14.8億円の黒字(前年同期は110億円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-9.5％→-2.7％に急改善した。

株探ニュース