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*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:新NISAの成長投資枠ならばやっぱり今年もバリュー株に思惑あり【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2024年1月22日8時に執筆
2024年は日本株が新たなステージへ向かうのか…日経平均株価を見ると、その期待が高まっておりますな。単に景気や地合いが良いだけでなく、今年から始まった新NISAの影響もあるでしょうねぇ。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
ついに新NISAが今年から始まりましたな。旧NISAに関しては年間投資額が120万円までで、上限40万円のつみたてNISAとの併用は不可でした。正直なところ、トレードを本格的にやっている個人投資家からすると、物足りなさはありましたねぇ。
それが新NISAからは「成長投資枠」と「つみたて投資枠」という名前に変わり、それぞれの投資枠が併用可能で240万円と120万円にまで拡大されております。さらに非課税保有期間が無期限となり、1800万円(その内、成長投資枠は上限1200万円)まで保有出来るとの事ですから、マーケットへの参加者と共にじわじわと投機マネーが流入してくるでしょうな。
日本市場は外国人投資家の比率が高いと言われてきましたが、新NISAをキッカケに日本の若者から高齢者まで資産運用を始める人も増えるでしょう。そうなると、知名度の高いトヨタ自動車<7203>やソフトバンクG<9434>、日本郵政<6178>など有名大型株が幅広く買われるかもしれませんねぇ。
また、PBR1倍割れ解消推進ETF<2080>も堅調との事で、ひっそりと好パフォーマンスを発揮していた小型バリュー株への資金流入もチェックしておきたいです。しっかりと利益が出ている低PBRの小型株であれば、総還元性向を高める為に増配を発表して動意するというパターンも狙えそうですな。
例えばタンタルコンデンサや回路保護素子を手掛ける松尾電機<6969>は、1月16日に中期経営計画を発表すると急動意しましたな。それまでの下落基調が嘘のように25日線・75日線を一気に上抜いてきております。「新中期経営計画期間中に株主への復配を目指す」との記載もあり、有言実行なるか注視したいですな。
神奈川で物流事業を展開する東部ネットワーク<9036>は、物流2024年問題で思惑があります。PBRも0.36倍(1月19日時点)とかなり低水準で緩やかな上昇トレンドを形成しておりましたが、年始から動意し、保ち合いから一気に上放れてきましたねぇ。
こちらも低PBR銘柄である富士石油<5017>です。昨年9月に付けた高値387円を直近で上抜いてきましたねぇ。11月10日の決算発表では上方修正しており、2月9日の決算がどうなるか監視を強めております。
昨年12月19日に上方修正と増配を発表したDMG森精機<6141>は、円安もあり業績好調な模様です。23年12月期の最終利益は過去最高益の見通しで、直近のチャート(日足)も切り上げておりますな。2月5日の決算発表で、24年12月期の業績予想がどうなるか注視したいです。
プラント中堅の高田工業所<1966>は、以前もご紹介しましたが、半導体関連でも思惑がある銘柄として継続して注目中です。PER・PBRともに割安で、国内EPC分野における日揮HD<1963>との協業も好材料となりました。2月6日の決算発表でチャートに変化があるかチェック中です。
最後は平面研削盤の国内トップメーカーである岡本工作機械製作所<6125>です。同社の業績も24年3月期は過去最高となる予想ですな。ここ数年は増配の傾向も見られますので、2月9日の決算発表も注視しております。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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※2024年1月22日8時に執筆
2024年は日本株が新たなステージへ向かうのか…日経平均株価を見ると、その期待が高まっておりますな。単に景気や地合いが良いだけでなく、今年から始まった新NISAの影響もあるでしょうねぇ。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
ついに新NISAが今年から始まりましたな。旧NISAに関しては年間投資額が120万円までで、上限40万円のつみたてNISAとの併用は不可でした。正直なところ、トレードを本格的にやっている個人投資家からすると、物足りなさはありましたねぇ。
それが新NISAからは「成長投資枠」と「つみたて投資枠」という名前に変わり、それぞれの投資枠が併用可能で240万円と120万円にまで拡大されております。さらに非課税保有期間が無期限となり、1800万円(その内、成長投資枠は上限1200万円)まで保有出来るとの事ですから、マーケットへの参加者と共にじわじわと投機マネーが流入してくるでしょうな。
日本市場は外国人投資家の比率が高いと言われてきましたが、新NISAをキッカケに日本の若者から高齢者まで資産運用を始める人も増えるでしょう。そうなると、知名度の高いトヨタ自動車<7203>やソフトバンクG<9434>、日本郵政<6178>など有名大型株が幅広く買われるかもしれませんねぇ。
また、PBR1倍割れ解消推進ETF<2080>も堅調との事で、ひっそりと好パフォーマンスを発揮していた小型バリュー株への資金流入もチェックしておきたいです。しっかりと利益が出ている低PBRの小型株であれば、総還元性向を高める為に増配を発表して動意するというパターンも狙えそうですな。
例えばタンタルコンデンサや回路保護素子を手掛ける松尾電機<6969>は、1月16日に中期経営計画を発表すると急動意しましたな。それまでの下落基調が嘘のように25日線・75日線を一気に上抜いてきております。「新中期経営計画期間中に株主への復配を目指す」との記載もあり、有言実行なるか注視したいですな。
神奈川で物流事業を展開する東部ネットワーク<9036>は、物流2024年問題で思惑があります。PBRも0.36倍(1月19日時点)とかなり低水準で緩やかな上昇トレンドを形成しておりましたが、年始から動意し、保ち合いから一気に上放れてきましたねぇ。
こちらも低PBR銘柄である富士石油<5017>です。昨年9月に付けた高値387円を直近で上抜いてきましたねぇ。11月10日の決算発表では上方修正しており、2月9日の決算がどうなるか監視を強めております。
昨年12月19日に上方修正と増配を発表したDMG森精機<6141>は、円安もあり業績好調な模様です。23年12月期の最終利益は過去最高益の見通しで、直近のチャート(日足)も切り上げておりますな。2月5日の決算発表で、24年12月期の業績予想がどうなるか注視したいです。
プラント中堅の高田工業所<1966>は、以前もご紹介しましたが、半導体関連でも思惑がある銘柄として継続して注目中です。PER・PBRともに割安で、国内EPC分野における日揮HD<1963>との協業も好材料となりました。2月6日の決算発表でチャートに変化があるかチェック中です。
最後は平面研削盤の国内トップメーカーである岡本工作機械製作所<6125>です。同社の業績も24年3月期は過去最高となる予想ですな。ここ数年は増配の傾向も見られますので、2月9日の決算発表も注視しております。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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