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鴻池運輸 Research Memo(1):総合大手物流会社の一角、「複合ソリューション事業」に強み

配信元:フィスコ
投稿:2019/02/08 16:01
■要約

鴻池運輸<9025>は1880年創業の歴史ある会社である。社名に運輸がついているが、主たる業務は単なる物流事業だけではなく得意先の工場内・構内で各種の業務を請負う「複合ソリューション事業」である。主要顧客とは100年以上の取引が続いており、顧客からの信頼は厚く、これが特色、強みともなっている。

1. 2019年3月期第2四半期(実績)
2019年3月期第2四半期決算は、売上高143,974百万円(前年同期比4.8%増)、営業利益6,404百万円(同1.4%減)、経常利益6,663百万円(同0.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益4,004百万円(同7.7%減)となった。前年同期比で営業減益となったが、投資案件の期ずれなどにより経費が予想以下であったことから、期初予想(営業利益5,700百万円)に対しては上回った。主力の複合ソリューション事業は新規連結子会社の寄与はあったものの自然災害の影響により増収減益、国内物流事業と国際物流事業は取扱量の増加や前期発生費用の消失などから増収増益を維持した。

2. 2019年3月期通期(予想)
2019年3月期通期の業績は売上高284,800百万円(前期比2.9%増)、営業利益10,000百万円(同9.6%減)、経常利益10,300百万円(同10.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益6,100百万円(同13.4%減)と増収減益が予想されており、期初予想と変わっていない。これは新中期経営計画の目標達成のために、2019年3月期は基盤づくりの期間と位置付けているためである。

3. 2030年に向けたビジョン達成のための新中期経営計画を推進中
創業150周年を迎える2030年に向けたビジョンを発表しているが、このビジョン達成のために2021年3月期を最終年度とする新しい中期経営計画を推進している。この計画では、2030年に目指す姿を定量的に提示し、同時に変革すべき点について定性的にも指示している。これは、会社が変わるべき姿を提示しており、対外的に株主や投資家だけでなく、全経営陣、全社員、全取引先にも向けたメッセージでもあり、今後の動向(同社の変化)は大いに注目に値する。

■Key Points
・長い歴史のある物流会社、顧客先での複合ソリューション事業に強み
・2019年3月期は減益予想だが、新中期経営計画達成のための取り組みを先行させる
・2030年に向けた新ビジョン達成のために、新中期経営計画を推進中
・新中期経営計画では、数値よりも変革と体質改善を目標としている

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)

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配信元: フィスコ
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