ＪＲ東日本、前期経常が上振れ着地・今期は6％増益、前期配当を15円増額・今期は実質増配

　ＪＲ東日本 <9020> [東証Ｐ] が4月30日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期の連結経常利益は前の期比2.7倍の2966億円に急拡大し、従来予想の2520億円を上回って着地。25年3月期も前期比6.2％増の3150億円に伸びる見通しとなった。4期連続増収になる。

　同時に、前期の年間配当を125円→140円(前の期は100円)に増額し、今期は52円とし、3月31日割当の株式分割を考慮した実質配当は11.4％増配とする方針とした。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比57.9％増の370億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の4.2％→6.4％に改善した。

株探ニュース