67,192円
インヴィンシブル投資法人のニュース
■ジェイック <7073> 2,022円 (+400円、+24.7%) ストップ高
ジェイック <7073> [東証G]がストップ高。19日の取引終了後、AIやIoT技術を用いたシステム開発やDX推進を行うエフィシエント(横浜市西区)の全株式を24年2月1日の予定で取得し子会社化すると発表しており、これを好感した買いが流入した。両社は、これまでにAI面接練習アプリ「steach」や、ChatGPTを活用しAIが自己PRや志望動機の文章を作成する「就活AI」、ユーキャン(東京都新宿区)の「話し方講座」の教材であるトレーニングアプリ「Speech Trainer」などの複数の共同開発を通じて強固なパートナーシップを築いている。今回、エフィシエントをグループ化することで「steach」や「就活AI」の集客チャネルとしての活用や、AIの活用によるサービス品質と生産性の向上、ITエンジニア領域の就職・採用支援サービスの強化など、グループにおいてDXを推進し、収益性向上や業務効率化を図れると判断したという。取得価額は1億350万円。なお、24年1月期業績への影響はないとしている。
■夢みつけ隊 <2673> 129円 (+23円、+21.7%) 一時ストップ高
夢みつけ隊 <2673> [東証S]が続急騰、一時ストップ高となった。19日の取引終了後、24年3月期の連結業績予想について、売上高を2億3000万円から5億3000万円(前期比2.0倍)へ、営業損益を5200万円の赤字から3800万円の黒字(前期3500万円の赤字)へ、純利益を600万円から7600万円(前期比3.5倍)へ上方修正したことが好感された。東京都新宿区の販売用不動産(事務所・倉庫・寮)を売却したのに伴い、売上高・利益を 上方修正した。
■売れるネット <9235> 562円 (+80円、+16.6%) ストップ高
売れるネット広告社 <9235> [東証G]がストップ高。同社は19日取引終了後、オルリンクス製薬(名古屋市中区)の株式を取得し、子会社化すると発表。オルリンクス製薬は、化粧品・サニタリー用品・健康食品、機能性表示食品などのD2C(ネット通販)事業を行っている企業。株式譲渡実行日は来年2月を予定し、株式取得でD2C事業に参入するほか、既存事業のサービスの利便性向上に努めるとしている。
■クラボウ <3106> 2,706円 (+277円、+11.4%)
東証プライムの上昇率トップ。クラボウ <3106> [東証P]が続急騰。19日の取引終了後、取得総数170万株(自己株式を除く発行済み株式総数の8.99%)、取得総額40億円を上限とする自社株買いの実施を発表。株式の需給面への好影響などを見込んだ買いを集めたようだ。取得期間は12月20日から2024年12月19日。東証の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)を含む市場買付けを通じて取得する。あわせて発行済み株式総数の5%に相当する100万株を23年12月27日に消却することも公表した。
■イーレックス <9517> 746円 (+62円、+9.1%)
東証プライムの上昇率2位。イーレックス <9517> [東証P]が6日続急伸。同社は20日、カンボジアのSPHP社と、同国鉱業エネルギー省との間でバイオマス燃料やバイオマス発電などのエネルギー開発に関する役割・協力関係を確認する覚書(MOU)を締結したと発表。これが材料視されたようだ。
■INV <8963> 61,100円 (+4,900円、+8.7%)
インヴィンシブル投資法人 <8963> [東証R]が4日ぶりに急反発。同社は12月19日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表、23年12月期の経常利益を従来予想の95.8億円→107億円(前期は89.1億円)に11.8%上方修正し、増益率が7.5%増→20.2%増に拡大する見通しとなったことで好感されたようだ。
■ネクストーン <7094> 1,104円 (+85円、+8.3%)
NexTone <7094> [東証G]が3日ぶり急反発。19日の取引終了後、米国のAudioSalad社とのパートナーシップを新たに構築し、コンテンツ配信先を大幅に拡大したと発表。グローバル市場を網羅したコンテンツ提供が可能になったといい、今後の収益拡大を期待した買いを誘う形となった。AudioSaladは米国の著作権管理団体のSESAC Music Groupの一員。日本ではネクストーンとの提携が初事例となるという。今後、デジタルマーケティングやプロモーション分野でも関係を深めていくとしている。
■WTOKYO <9159> 2,574円 (+197円、+8.3%)
W TOKYO <9159> [東証G]が続急伸。19日の取引終了後、Web3領域の事業拡大を目的に、TWIN PLANET(東京都渋谷区)やアソビシステム(同)などと合弁会社を設立すると発表。将来的な収益貢献を期待した買いが入ったようだ。合弁会社名はYOAKE entertainment(同)で、12月中をメドに設立する予定。TWIN PLANETが40%、アソビシステムが20%、W TOKYOが14%出資する。暗号資産を活用したアイドル経済圏の拡大とともに、東京ガールズコレクションとのコラボレーションなどを通じ、企業価値の向上を目指す。
■テンダ <4198> 2,628円 (+199円、+8.2%)
テンダ <4198> [東証S]が3日続急伸。20日の午前中、ECとCRMのAPIプラットフォーム「prismatix」を運営し、小売業における顧客エンゲージメント向上の支援を行うプリズマティクス(東京都港区)と、パートナーシップ契約を締結したと発表しており、好材料視された。これによりテンダのECサイト構築事業において、新たなビジネスの創出を含め提案力の強化を目指すとしている。
■化工機 <6331> 3,160円 (+202円、+6.8%)
東証プライムの上昇率7位。三菱化工機 <6331> [東証P]が続急伸。20日午前11時ごろ、舶用バイオディーゼル燃料のストレートベジタブルオイル(SVO)と低硫黄C重油の混合燃料を使用した国内初の運航に協力したと発表しており、好材料視された。同取り組みは、国土交通省が行う23年度「船舶におけるバイオ燃料の利用に関する調査事業」の一環として、住友大阪セメント <5232> [東証P]グループのエスオーシー物流が運航する一般貨物船「祥暉丸」が実施した。運航にあたっては、化工機の船舶用油清浄機「三菱セルフジェクター」が使用され、不純物を取り除いただけの植物油(廃食油)を原料としたSVOを10%及び24%添加した混合燃料を補油し、エンジンの燃焼性などをはじめ運転に問題がなかったことを確認したという。
■エアロエッジ <7409> 3,110円 (+175円、+6.0%)
AeroEdge <7409> [東証G]が3日ぶり急反発。20日午前11時ごろ、JR九州 <9142> [東証P]とAM(積層造形、いわゆる3Dプリンティング)を用いた鉄道車両部品の供給に関する取引基本契約を締結したと発表しており、好材料視された。鉄道車両のメンテナンスのための交換部品は一般的に多品種少量だが、AMは設計の自由度が高く、従来型の製造方法で必要とされる金型や治具が不要であることから、納期やコスト、また環境面においても優位性があるという。部品の実用化にあたっては、製品安全とサプライチェーン全体の最適化の両面からの確立が必要であることから、エアロエッジが持つAMの知見と、JR九州の鉄道車両の設計、生産及び運行の知見を統合することで、中長期的な取り組みとして実現を目指すとしている。なお、同件による24年6月期業績への影響はないとしている。
■WHDC <3823> 39円 (+2円、+5.4%)
THE WHY HOW DO COMPANY <3823> [東証S]が4日ぶり急反発。同社は19日取引終了後、スミレ会グループ(神戸市須磨区)と感染性廃棄物処理施設事業について基本合意したことを明らかにしており、これが材料視されたようだ。これは同社グループが感染性廃棄物処理施設事業に参入するにあたり、その適正な処理による生活環境の保全と公衆衛生の向上などについて共同研究するもの。基本合意の目的は、スミレ会グループによる感染性廃棄物の排出に際し、同社子会社の宇部整環リサイクルセンターによるその運搬及び中間処理の受託、ポリエチレン混焼法による感染性廃棄物の投入方法や燃焼条件の最適化の検証及び試験情報の共有などとなっている。
■DMG森精機 <6141> 2,671.5円 (+130円、+5.1%)
DMG森精機 <6141> [東証P]が続急伸。19日取引終了後に23年12月期の業績予想の修正を発表、営業利益は従来見通しの525億円から530億円(前期比29%増)に上乗せした。前期に続く大幅ピーク利益更新となる。企業のオートメーション化ニーズを背景に複合加工機などが好調で収益を押し上げている。更に株主還元を強化、今期の年間配当は従来計画に10円増額し90円とした。配当は前期実績が70円でそこから20円の大幅増配となる。これを好感する形で投資資金を呼び込む格好となった。
■ドリムアーツ <4811> 2,918円 (+140円、+5.0%)
ドリーム・アーツ <4811> [東証G]が3日続急伸。20日の寄り前、シリコンバレー発のデータセキュリティー企業である米フォータニクス(カリフォルニア州)と技術提携したと発表しており、好材料視された。今回の提携によってフォータニクス社から提供される暗号鍵技術により、ドリムアーツが提供する「SmartDB」ではBYOK(Bring Your Own Key=クラウド上の鍵管理)を実現し、データと暗号鍵の所有者を分離することが可能になるという。データを保持するクラウド事業者であるドリムアーツが万一セキュリティー侵害などを受けてデータ漏えいが発生しても、そこには鍵が含まれないためクラウド上のデータは安全性が保たれるとしており、金融や医療領域に代表されるより厳格なセキュリティー基準への適合が要求される業界や企業に対してもソリューションが提供できるようになるとしている。なお、同件による業績への影響は軽微としている。
※20日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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