グロームＨＤ、4-12月期(3Q累計)経常は黒字浮上も対通期進捗は過去平均を下回る

　グローム・ホールディングス <8938> [ＪＱＧ] が1月27日大引け後(15:05)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は1億4300万円の黒字(前年同期は3億2200万円の赤字)に浮上したが、通期計画の7億円に対する進捗率は20.4％にとどまり、5年平均の103.0％も下回った。

　会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比51.4％増の5億5700万円に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常損益は100万円の赤字(前年同期は8600万円の赤字)に赤字幅が縮小し、売上営業損益率は前年同期の-13.3％→0.5％に急改善した。

株探ニュース