1,923円
トーセイのニュース
4日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:ファーストリテ重石も引き続き23000円前半レベルでの底堅さを見極め
■前場の注目材料:トーセイ、19/11期業績修正、営業利益コンセンサス上回る計画に
■京セラ、三菱マテ系の宝飾品事業買収、売上高2割増目指す
■ファーストリテ重石も引き続き23000円前半レベルでの底堅さを見極め
4日の日本株市場は、昨日同様、売り一巡後の底堅さを見極める展開になりそうだ。3日の米国市場はNYダウが280ドル安と、連日で200ドルを超える下落となった。トランプ大統領が貿易摩擦を巡る米中協議の合意に期限はなく、2020年度の大統領選後まで延期できるとの考えを示唆し、売りが先行。また、鉄鋼・アルミニウム関税措置やデジタル課税への報復で、ブラジルやアルゼンチン、フランスとの関係悪化が懸念され終日軟調となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比195円安の23135円。円相場は1ドル108円60銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から本日もギャップスタートとなろうが、売り一巡後は23000円前半レベルでの底堅さを見極めたいところであろう。ただ、本日はファーストリテ<9983>が重石になりやすく、戻りの鈍さが嫌気される可能性がある。昨日大引け後にファーストリテが発表した11月の国内ユニクロの既存店売上高は5.5%減と落ち込んだ。気温が高く防寒衣料が低調だったようであり、これが嫌気されやすく、指数インパクトの大きさもあって、先物主導での仕掛け的な売りに向かいやすい面もありそうだ。また、防寒衣料などは最近好調のワークマン<7564>にシフトしているとの見方などもされやすいだろう。
ファーストリテの値動きを横目に日経平均の底堅さを見極めたいところである。もっとも、ファーストリテの信用需給は信用倍率が売り長の状況が慢性化しており、大きく調整する局面においては、買い戻しの需給も強まりやすいだろう。
昨日はネガティブな報道に振らされる展開だったが、一方で、サイバーマンデーの売上が1兆円を超える見込みといった報道は材料視されておらず、改めてサイバーマンデーの好調なども材料視されてくるだろう。また、商いが膨らみづらい中では、好悪材料に敏感に反応しやすいため、行き過ぎた面の修正は意識しておきたいところ。
その他、5Gのほか、教育ICT、マイナンバーなどのテーマ株物色が活発である。個人主体の中小型株物色に広がりがみられるなど、個人のセンチメントは改善しており、日経平均はこう着感が強まる中で、マザーズなど引き続き中小型株物色が中心になりやすいだろう。
■トーセイ、19/11期業績修正、営業利益コンセンサス上回る計画に
トーセイ<8923>は2019年11月期業績予想の修正を発表。営業利益は従来の120億円から126億円に上方修正。コンセンサス(125億円程度)を若干上回る見通しに修正している。不動産販売時期の見直しから売上高は減少を見込むが、販売した物件の利益率が当初予想を上回って推移したこと、また、不動産ファンド・コンサルティング事業において、受託資産の拡大による期中報酬の増加、受託ファンドの物件取得および売却に係る業務報酬による収益の底上げ、販売費及び一般管理費及び金融費用等において想定を下回った。
■前場の注目材料
・米原油先物は上昇(56.10、+0.14)
・米長期金利は低下
・日銀のETF購入
・株安局面での自社株買いい
・NISSHA<7915>中国のセンサー合弁を解消
・富士通<6702>新スパコン「富岳」出荷
・NOK<7240>NOKなど、触覚再現グローブ提案、VR・車部品にも
・トヨタ紡織<3116>独社と印合弁、欧州でシート繊維拡販
・住友ゴム<5110>「レベル4」車両のタイヤ遠隔管理・監視、群馬大と連携
・京セラ<6971>三菱マテ系の宝飾品事業買収、売上高2割増目指す
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・09:30 豪・7-9月期GDP(前年比予想:+1.7%、4-6月期:+1.4%)
・10:45 中・11月財新サービス業PMI(予想:51.2、10月:51.1)
<SF>
■株式見通し:ファーストリテ重石も引き続き23000円前半レベルでの底堅さを見極め
■前場の注目材料:トーセイ、19/11期業績修正、営業利益コンセンサス上回る計画に
■京セラ、三菱マテ系の宝飾品事業買収、売上高2割増目指す
■ファーストリテ重石も引き続き23000円前半レベルでの底堅さを見極め
4日の日本株市場は、昨日同様、売り一巡後の底堅さを見極める展開になりそうだ。3日の米国市場はNYダウが280ドル安と、連日で200ドルを超える下落となった。トランプ大統領が貿易摩擦を巡る米中協議の合意に期限はなく、2020年度の大統領選後まで延期できるとの考えを示唆し、売りが先行。また、鉄鋼・アルミニウム関税措置やデジタル課税への報復で、ブラジルやアルゼンチン、フランスとの関係悪化が懸念され終日軟調となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比195円安の23135円。円相場は1ドル108円60銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から本日もギャップスタートとなろうが、売り一巡後は23000円前半レベルでの底堅さを見極めたいところであろう。ただ、本日はファーストリテ<9983>が重石になりやすく、戻りの鈍さが嫌気される可能性がある。昨日大引け後にファーストリテが発表した11月の国内ユニクロの既存店売上高は5.5%減と落ち込んだ。気温が高く防寒衣料が低調だったようであり、これが嫌気されやすく、指数インパクトの大きさもあって、先物主導での仕掛け的な売りに向かいやすい面もありそうだ。また、防寒衣料などは最近好調のワークマン<7564>にシフトしているとの見方などもされやすいだろう。
ファーストリテの値動きを横目に日経平均の底堅さを見極めたいところである。もっとも、ファーストリテの信用需給は信用倍率が売り長の状況が慢性化しており、大きく調整する局面においては、買い戻しの需給も強まりやすいだろう。
昨日はネガティブな報道に振らされる展開だったが、一方で、サイバーマンデーの売上が1兆円を超える見込みといった報道は材料視されておらず、改めてサイバーマンデーの好調なども材料視されてくるだろう。また、商いが膨らみづらい中では、好悪材料に敏感に反応しやすいため、行き過ぎた面の修正は意識しておきたいところ。
その他、5Gのほか、教育ICT、マイナンバーなどのテーマ株物色が活発である。個人主体の中小型株物色に広がりがみられるなど、個人のセンチメントは改善しており、日経平均はこう着感が強まる中で、マザーズなど引き続き中小型株物色が中心になりやすいだろう。
■トーセイ、19/11期業績修正、営業利益コンセンサス上回る計画に
トーセイ<8923>は2019年11月期業績予想の修正を発表。営業利益は従来の120億円から126億円に上方修正。コンセンサス(125億円程度)を若干上回る見通しに修正している。不動産販売時期の見直しから売上高は減少を見込むが、販売した物件の利益率が当初予想を上回って推移したこと、また、不動産ファンド・コンサルティング事業において、受託資産の拡大による期中報酬の増加、受託ファンドの物件取得および売却に係る業務報酬による収益の底上げ、販売費及び一般管理費及び金融費用等において想定を下回った。
■前場の注目材料
・米原油先物は上昇(56.10、+0.14)
・米長期金利は低下
・日銀のETF購入
・株安局面での自社株買いい
・NISSHA<7915>中国のセンサー合弁を解消
・富士通<6702>新スパコン「富岳」出荷
・NOK<7240>NOKなど、触覚再現グローブ提案、VR・車部品にも
・トヨタ紡織<3116>独社と印合弁、欧州でシート繊維拡販
・住友ゴム<5110>「レベル4」車両のタイヤ遠隔管理・監視、群馬大と連携
・京セラ<6971>三菱マテ系の宝飾品事業買収、売上高2割増目指す
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・09:30 豪・7-9月期GDP(前年比予想:+1.7%、4-6月期:+1.4%)
・10:45 中・11月財新サービス業PMI(予想:51.2、10月:51.1)
<SF>
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