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エリアリンク<8914>は14日、2021年12月期決算を発表した。売上高は前期比8.5%減の205.72億円、営業利益は同33.8%増の30.44億円、経常利益は同39.2%増の30.09億円、当期純利益は同42.5%増の31.71億円となった。
ストレージ事業の売上高は前期比4.7%増の154.69億円、営業利益は同56.3%増の34.15億円となった。ストレージ運用は、同社が展開するトランクルームのブランド「ハローストレージ」の稼働率が、前期末比5.20ポイント増の85.86%と上場来最高値を記録し、収益性が高まった。申込については、新型コロナウイルスはストレージの需要に対して若干のプラスに働いた。経済状況の悪化による解約等が一部発生したが、一方でリモートワークや巣ごもり生活を起因とする自宅整理需要を取り込むなど、堅調に稼働室数を伸ばした。また、総室数は前期末比101室減の97,784室となり、稼働率の上昇に寄与した。さらに、2020年から約2年にわたり進めてきたコンテナの買戻しによる利益率改善効果に加え、2018年12月期決算に計上した転貸損失引当金について稼働率の上昇及び自社出店への方針転換に伴う戻入れが発生したことから、ストレージ運用は大幅増益の結果となった。ストレージ流動化は、アセット屋内型ストレージの「土地付きストレージ」の受注2件と販売1件等を計上した。
土地権利整備事業の売上高は前期比38.7%減の37.16億円、営業利益は同49.3%減の4.42億円となった。期末時点での在庫額は25.16億円と前期末比17.50億円減少し、「量から質」を重視した方針へ切り替え、事業規模の最適化を図る取り組みを行った。
その他運用サービス事業の売上高は前期比15.5%減の13.85億円、営業利益は同3.5%減の3.82億円となった。アセット事業は、新型コロナウイルスの影響を受けた一部のテナントからの賃料減額を継続している影響で、減収減益となったが、高稼働を維持した。オフィス事業は、2021年4月の新規物件オープンの出店費用の影響で減益となったが、稼働状況は堅調に推移したため増収減益となった。
2022年12月期通期の業績予想については、売上高は前期比0.1%増の206.00億円、営業利益は同8.4%増の33.00億円、経常利益は同6.3%増の32.00億円、当期純利益は同33.8%減の21.00億円を見込んでいる。当期純利益は減益となるものの、当期に計上したコンテナの買戻しに関連する特別利益を除くと、増益となる見込み。
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ストレージ事業の売上高は前期比4.7%増の154.69億円、営業利益は同56.3%増の34.15億円となった。ストレージ運用は、同社が展開するトランクルームのブランド「ハローストレージ」の稼働率が、前期末比5.20ポイント増の85.86%と上場来最高値を記録し、収益性が高まった。申込については、新型コロナウイルスはストレージの需要に対して若干のプラスに働いた。経済状況の悪化による解約等が一部発生したが、一方でリモートワークや巣ごもり生活を起因とする自宅整理需要を取り込むなど、堅調に稼働室数を伸ばした。また、総室数は前期末比101室減の97,784室となり、稼働率の上昇に寄与した。さらに、2020年から約2年にわたり進めてきたコンテナの買戻しによる利益率改善効果に加え、2018年12月期決算に計上した転貸損失引当金について稼働率の上昇及び自社出店への方針転換に伴う戻入れが発生したことから、ストレージ運用は大幅増益の結果となった。ストレージ流動化は、アセット屋内型ストレージの「土地付きストレージ」の受注2件と販売1件等を計上した。
土地権利整備事業の売上高は前期比38.7%減の37.16億円、営業利益は同49.3%減の4.42億円となった。期末時点での在庫額は25.16億円と前期末比17.50億円減少し、「量から質」を重視した方針へ切り替え、事業規模の最適化を図る取り組みを行った。
その他運用サービス事業の売上高は前期比15.5%減の13.85億円、営業利益は同3.5%減の3.82億円となった。アセット事業は、新型コロナウイルスの影響を受けた一部のテナントからの賃料減額を継続している影響で、減収減益となったが、高稼働を維持した。オフィス事業は、2021年4月の新規物件オープンの出店費用の影響で減益となったが、稼働状況は堅調に推移したため増収減益となった。
2022年12月期通期の業績予想については、売上高は前期比0.1%増の206.00億円、営業利益は同8.4%増の33.00億円、経常利益は同6.3%増の32.00億円、当期純利益は同33.8%減の21.00億円を見込んでいる。当期純利益は減益となるものの、当期に計上したコンテナの買戻しに関連する特別利益を除くと、増益となる見込み。
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