ジョイント・コーポレーション、サンシティ、ゼクス、ランドビジネス、アトリウム、サンフロンティア不動産がストップ高カイ気配。東栄住宅、アゼル、ランド、フージャースコーポレーション、クリード、日本綜合地所、パシフィックホールディングス、リサ・パートナーズ、タカラレーベン、飯田産業、日本エスリードなど、不動産関連が出来高を伴ってにぎわった。　８日、ジョイントが、オリックスに対して約１００億円の第三者割当増資を行うと発表した。オリックスの資本参加による信用力の補完が好感されジョイントへ買いが先行、他の不動産銘柄にも物色が向かった格好だ。ただ、市場からは、「ジョイントは材料が出たが、他の銘柄は期待感からの単なるツレ高。業界環境の厳しさに変わりはない。腰の入っていない超短期の買いにすぎない」（中堅証券）と慎重な声も聞かれた。

［ 株式新聞ダイジェスト ］ 提供：モーニングスター社