決算マイナス・インパクト銘柄 【東証プライム】寄付 … セブン＆アイ、イオンモール、イオンＦＳ (4月7日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の4月6日から7日の決算発表を経て8日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.2　乃村工芸社 <9716>
　22年2月期の連結経常利益は前の期比11.7％増の55.9億円に伸びたが、23年2月期は前期比18.7％減の45.5億円に減る見通しとなった。

▲No.4　インテリクス <8940>
　22年5月期第3四半期累計(21年6月-22年2月)の連結経常利益は前年同期比27.7％減の3.6億円に減り、通期計画の10億円に対する進捗率は36.1％にとどまり、5年平均の43.7％も下回った。

▲No.5　イオンＦＳ <8570>
　22年2月期の連結経常利益は前の期比49.0％増の599億円に拡大したが、23年2月期は前期比4.1％減の575億円に減る見通しとなった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<9418> ＵＳＥＮＨＤ 　東Ｐ 　 -10.49 　　4/ 7　　上期　　　 10.48
<9716> 乃村工芸社 　　東Ｐ　　 -8.97 　　4/ 7　本決算　　　-18.66
<8016> オンワード 　　東Ｐ　　 -6.59 　　4/ 7　本決算　　　304.34
<8940> インテリクス 　東Ｐ　　 -6.09 　　4/ 7　　　3Q　　　-27.74
<8570> イオンＦＳ 　　東Ｐ　　 -5.46 　　4/ 7　本決算　　　 -4.08

<6136> ＯＳＧ 　　　　東Ｐ　　 -4.86 　　4/ 7　　　1Q　　　 97.85
<9787> イオンディラ 　東Ｐ　　 -4.68 　　4/ 7　本決算　　　　7.67
<8905> イオンモール 　東Ｐ　　 -4.34 　　4/ 7　本決算　　　 39.83
<7730> マニー 　　　　東Ｐ　　 -2.34 　　4/ 7　　上期　　　 23.72
<3382> セブン＆アイ 　東Ｐ　　 -2.07 　　4/ 7　本決算　　　 12.11

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした8日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース