ゴールドクレ、今期経常を12％上方修正、配当も10円増額

　ゴールドクレスト <8871> が1月27日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比99.6％増の106億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の100億円→112億円(前期は66.6億円)に12.0％上方修正し、増益率が50.0％増→68.0％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の75.9億円→87.9億円(前年同期は63億円)に15.8％増額し、増益率が20.6％増→39.6％増に拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の70円→80円(前期は55円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比66.1％増の82.9億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の29.9％→39.6％に大幅上昇した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　主な要因として販売費及び一般管理費が期初の想定よりも低減する見込みとなりました。その結果、利益面で期初予想を上回る見込みとなりました。

　　2022年３月期の期末配当につきましては、連結業績や配当性向等を総合的に勘案し、期初予想から１株当たり10円増額し、１株当たり45円（中間配当金35円を含めて年間80円）に修正いたします。（注）上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因によって、予想数値と異なる可能性があります。