明和地所が急落、２４年３月期業績及び配当予想を下方修正

　明和地所<8869.T>が急落している。１３日の取引終了後、２４年３月期の連結業績予想について、売上高を８３０億円から７００億円（前期比１２．３％増）へ、営業利益を６３億円から４５億円（同２４．３％減）へ、最終利益を３８億円から２４億円（同４５．６％減）へ下方修正し、期末一括配当予想を５０円から４０円へ引き下げたことが嫌気されている。

　分譲事業で今期中に売り上げ計上を予定していた期末に竣工する新築マンションについて、引き渡しが一部来期にずれ込むことが要因としている。なお、同時に発表した第３四半期累計（２３年４～１２月）決算は、売上高３７４億８９００万円（前年同期比３３．３％増）、営業利益９億５３００万円（同２．４倍）、最終利益２億８００万円（前年同期４億４０００万円の赤字）だった。

出所：MINKABU PRESS