アバンライフ、今期経常を一転46％減益に下方修正

　アーバンライフ <8851> [東証２] が5月29日大引け後(16:00)に業績修正を発表。19年3月期の連結経常利益を従来予想の4.5億円→2.2億円(前期は4億円)に51.1％下方修正し、一転して45.5％減益見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の4.5億円→31.1億円(前期は4.9億円)に6.9倍上方修正し、一転して6.2倍増益見通しとなった。
　同時に、4-9月期(上期)の連結経常利益も従来予想の2.6億円→1.6億円(前年同期は2.3億円)に39.6％下方修正し、一転して31.0％減益見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　本日付にて別途公表しております「固定資産の譲渡に関するお知らせ」に記載のとおり、当社賃貸事業の主力である東神戸センタービル（以下、「本物件」という。）につきまして、本物件の譲渡を実施し、その売却益により会計上の累積損失を一掃して自己資本を大幅に増強することで、財務体質の抜本的な改善による強固な財務基盤の構築を実現することといたしました。これにより本物件の売却益を特別利益として第2四半期累計期間において計上する一方、本物件の売却により賃貸収益が大幅に減少することから、第2四半期累計期間および通期の業績予想において売上高、営業利益、経常利益が減少する見込みとなりました。なお、本物件の譲渡の詳細に関しましては、本日付にて別途公表しております「固定資産の譲渡に関するお知らせ」をご参照ください。（注）上記の業績予想につきましては、現時点において入手可能な情報に基づき作成されたものであり、実際の業績は、今後のさまざまな要因によって予想数値と異なる可能性があります。