太平洋興発のニュース
<1429> 日本アクア
四季報より 業種:建設業。
【特色】硬質ウレタンフォーム使った住宅・建築物断熱材の施工販売。エコ注文住宅のヒノキヤグループ
【堅調増】非住宅の建築物向けはコロナによる遅延あるが、ゼネコンの再開発需要旺盛で不燃断熱材が好調。戸建て向けは住宅着工数減少でもテレワークに伴う改築需要や国のエコ住宅支援策で堅調。営業増益。
【再生増強】断熱材のリサイクル拡充のため2億円投じ仙台再生工場増設、九州工場新設。今秋稼働。原材料のサプライチェーンは米中等から分散調達しコロナ影響回避。
2021年2月10日発表。2021年12月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+6.0%の20.09億円、経常利益+4.8%の20.03億円の増収・増益の見通し。
2016年6月24日の299円を安値に2017年の6月28日の583円まで上昇後、調整入りとなって2018年7月2日の325円、11月19日の318円、12月25日の325円と3点底をつけ、上昇トレンド(A)を形成しました。この中で2019年6月3日の433円を安値とする反発で11月20日に762円まで上昇し、ここをピークにしてコロナ相場に巻き込まれ急落となって3月13日に466円まで下落しました。ここから2020年4月7日の651円まで上昇後、6月12日の554円まで押し目を入れ、10月14日に749円まで反発して下落となり、今年の2月1日に575円まで下げてもみあっているところです。
<8020> 兼松
四季報より 業種:卸売業。
【特色】老舗商社。電子・IT、食料、鉄鋼・プラント事業の3本柱。資源権益への投資はせず、堅実経営
【反 発】食料は内食需要が追い風。が、鉄鋼が原料費高もあり国内、輸出苦戦。航空機部品取引も落ち込む。22年3月期は油井管が原油需要回復に伴い拡大。モバイルはコロナ影響緩和し採算改善。営業益反発。
【植物肉】日米欧で特許保有する国内植物肉ベンチャーと資本業務提携、業容拡大目指す。データビジネス等強化へ、車両挙動解析技術に強い国内車載機器企業を買収。
2021年2月5日発表。2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益-15.4%の240.00億円、経常利益-14.6%の230.00億円の減収・減益の見通し。
2016年8月23日の710円(併合前142円)を安値とする上昇トレンド(A)の中で、2018年5月15日の1795円、9月25日の1770円と2点天井をつけて大幅下落となって、12月25日の1186円、2019年5月10日の1107円、8月15日の1072円と順下げの3点底となって反発し、12月13日に1510円まで上昇しました。ここまで戻したところでコロナ相場に巻き込まれ、2020年2月から急落局面につれ安し、3月13日に923円で当面の底打ちとなりました。ここで高値を1510円、安値を923円とする三角保ち合いを形成し、この煮詰まったところで11月30日の1197円を安値に上放れし、今年の3月22日に1596円まで上昇して押し目に入っています。
<8835> 太平洋興発
四季報より 業種:卸売業。
【特色】太平洋炭礦が発祥。北海道、首都圏で不動産賃貸・販売。老人ホームなどシルバー事業を展開
【堅 調】輸入炭販売が苦戦。ただ、船舶輸送コスト(傭船料)引き下げ、販管費削減で営業増益。記念配落とす。22年3月期はコロナ影響で給食、旅客運送は厳しいが、輸入炭販売が回復。不動産の修繕工事受注、建設工事受注も戻り、営業増益続く。
【バイオマス】政府のCO2排出ゼロ目標でバイオマス燃料販売を強化。20年12月に稼働した釧路発電所関連収益がフル寄与。
2021年2月10日発表。2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+8.9%の7.50億円、経常利益-10.8%の4.40億円の増収・減益の見通し。
2013年4月25日の1560円(併合前156円)、2014年2月28日の1410円(併合前141円)と2点天井をつけての調整入りとなりました。その後、2016年2月12日の680円(併合前68円)で当面の底打ちとなって反発し、12月8日に1250円(併合前125円)まで戻したあと、下降トレンド(A)を形成しました。この中で2018年12月25日の684円、2019年5月24日の670円と2点底をつけて、11月5日の852円まで戻したところで、コロナ相場に巻き込まれて急落となって、2020年4月6日に547円で底打ちとなり、ゆるやかな上昇トレンド(B)を形成し、2021年1月29日の621円を安値に3月18日の821円まで大幅上昇し、ここから大きな押し目となっています。
<8860> フジ住宅
四季報より 業種:不動産業。
【特色】大阪府地盤。自由設計方式の戸建て住宅に強み。改装付き中古住宅販売も地域断トツのシェア
【好 伸】注文住宅が値引き少なく想定超の2桁増収。分譲マンション140戸完売。大型宅地販売も寄与。減益計画は回避。22年3月期は戸建て期初受注残575億円(5%増)視野に高原始動。買収建設会社が上積み。分譲マンション286戸あり利益好伸。
【M&A】買収の雄健建設は大阪で鉄骨建設に実績、木造専業の当社と補完効果。入居率97%の賃貸アパートの安定収入続く。
2021年4月23日発表。2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益-20.4%の39.80億円、経常利益-23.0%の35.50億円の2期連続の減収・減益の見通し。
2014年10月16日の562円を安値、2015年11月24日の806円を高値とする三角保ち合い(A)を形成し、この煮詰まったところの2016年7月8日の635円を安値とする上放れで上昇トレンド(B)を形成しました。この上昇トレンド(B)の中で、2018年5月22日の1004円、7月2日の1005円とダブル天井をつくって下降トレンド(C)へ転換しました。この下降トレンド(C)の中で長い調整が続き、2020年の2月6日の696円の高値から、コロナ相場の急落局面となり、3月13日に431円で底打ちとなりました。ここから3月27日の578円まで自律反発し、三角保ち合い(D)を形成して、7月31日の477円の安値から上放れし、下降トレンド(C)も上にぬけて今年の3月23日に788円まで上昇後、反落して押し目買いの形となっています。
<6779> 日本電波工業
四季報より 業種:電気機器。
【特色】水晶デバイスで世界2位級。車載用が主体、日中マレーシアで生産。構造改革など経営再建中
【小幅黒字】子会社株譲渡で利益44億円計上。が、子会社清算で減損等発生、前号より営業黒字化幅縮小。税は想定以下。22年3月期は主力の車載で受注が回復、数量大幅増。ただ子会社株譲渡益なく、小幅営業黒字。
【車 載】車載の好調で23年3月期売上目標420億円は射程圏、営業益率7%(約30億円)達成には工場稼働率の向上がカギ。中国で人員強化し機会損失の解消に全力。
2021年3月26日発表。2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+129.0%の24.00億円、経常利益+122.0%の19.00億円と大幅な増収・増益の見通し。
2017年7月27日の985円を高値とする下降トレンド(A)の中で、2018年12月25日の319円、2019年3月14日の324円と2点底をつけて、短期の上昇トレンド(B)へ移行し、この中で12月2日に674円の戻り高値をつけました。ここでコロナ相場に巻き込まれ下降トレンド(C)となり、2020年2月からの急落局面でつれや安し、3月13日に279円まで下げて当面の底打ちとなりました。その後、いったん反発したあと7月31日に297円まで下げて、2点底となって上昇トレンド(D)に転換しています。この中で10月14日に553円まで上昇後、10月30日の392円まで押し目を入れて大幅上昇となって、今年の1月27日に849円の高値をつけました。その後、2月19日に645円まで押し目を入れたあと、3月2日に840円まで上昇して再び押し目形成に入りました。その後、3月25日に687円の安値をつけ、4月13日に792円まで上昇して、再び押し目買いの形となっています。
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