フィンテック、前期経常を80％上方修正

　フィンテック　グローバル <8789> [東証Ｓ] が10月26日大引け後(15:00)に業績修正を発表。22年9月期の連結経常利益を従来予想の3億円→5.4億円(前の期は1.1億円)に80.0％上方修正し、増益率が2.6倍→4.7倍に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の連結経常損益も従来予想の3.5億円の黒字→5.9億円の黒字(前年同期は7.1億円の赤字)に68.4％増額した計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　投資銀行事業は、プライベートエクイティ投資案件の組成、投資実行及び投資回収が順調に進み、アセット投資の回収も進みました。また航空機アセットマネジメントについても機体検査などの技術サービスが計画を上回って推移しました。これらの結果、売上高・利益とも計画値を上回る見込みとなりました。エンタテインメント・サービス事業は、メッツァにおいて新型コロナウイルスの影響が続いたものの、行動制限緩和やムーミンバレーパークのリニューアルの効果によって、売上高・利益とも計画値を上回る見込みとなりました。以上の結果、売上高・各段階利益の予想値を上方修正いたします。 (注) 本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。