ソニーＦＨが年初来安値、長期金利の低下嫌気の売り続く

　ソニーフィナンシャルホールディングス<8729.T>が反落し、年初来安値を更新した。足もとで１０年物国債の利回りが史上最低水準を更新するなど、長期金利低下を嫌気する売りが続いている。また、１５日にはＳＭＢＣ日興証券は同社株の目標株価を１７００円から１３００円に引き下げた。投資評価は「２」を継続した。

　同証券では１７年３月～１８年３月期の純利益見通しを下方修正した。「日本長期金利見通しの引き下げ」「キャピタルゲインの引き下げ」「営業職員数見通し引き上げと保有契約高見通しの引き上げ」を要因としている。同証券では「金利水準次第で同社の評価は大きく変わる」と指摘している。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）