池田泉州ＨＤ、前期経常を17％上方修正、配当も2.5円増額

　池田泉州ホールディングス <8714> [東証Ｐ] が4月28日大引け後(15:30)に業績・配当修正を発表。22年3月期の連結経常利益を従来予想の120億円→140億円(前の期は77.1億円)に16.7％上方修正し、増益率が55.6％増→81.5％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の50.5億円→70.5億円(前年同期は22.4億円)に39.5％増額し、増益率が2.3倍→3.2倍に拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、前期の年間配当を従来計画の7.5円→10円(前の期は7.5円)に大幅増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2022年3月期通期決算について、与信関連費用が前回公表予想を下回る見込みとなったことを主因として、連結業績予想を上方修正するものであります。当社単体の業績予想については、修正ございません。

　当期の連結業績予想が前回公表予想を上回る見通しとなりましたので、期末の配当予想を前回公表しております１株当たり3円75銭（年間7円50銭）から同6円25銭（年間10円）に修正させていただきます。なお、第1回第七種優先株式の配当につきましては、公表通り期末配当は15円（年間30円）となります。