愛知銀、今期経常を54％上方修正、配当も80円増額

　愛知銀行 <8527> が7月29日大引け後(16:30)に業績・配当修正を発表。22年3月期の連結経常利益を従来予想の61億円→94億円(前期は60.4億円)に54.1％上方修正し、増益率が0.9％増→55.6％増に拡大する見通しとなった。
　同時に、4-9月期(上期)の連結経常利益も従来予想の32億円→55億円(前年同期は30.6億円)に71.9％上方修正し、増益率が4.3％増→79.3％増に拡大する見通しとなった。

　業績好調に伴い、今期の上期配当を従来計画の50円→90円に大幅増額し、下期配当も従来計画の50円→90円に増額修正した。年間配当は180円(前期は120円)となる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　銀行単体において、貸出金利息や役務収益が当初予想を上回る見込みとなったこと、また、与信費用が当初予想を下回る見込みとなったこと等から、連結及び個別の第２四半期累計期間及び通期の業績予想を上方修正するものです。※本資料に記載されている業績予想は、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる場合があります。

　当行は、収益基盤の強化に向けた内部留保を確保しつつ、株主に対する還元を通して資本効率の向上を図るため、株主還元方針として、１株につき１００円の年間配当を下限とし、配当金と自己株式取得合計の総還元性向３０％を目処としております。　業績予想の上方修正に伴い、株主の皆さまに一層の利益還元を図るべく、株主還元方針に基づき、中間及び期末の配当予想をそれぞれ４０円増配し、中間配当９０円、期末配当９０円の年間配当１８０円へ修正いたします。