名古屋銀、上期経常を17％上方修正

　名古屋銀行 <8522> [東証Ｐ] が10月31日後場(14:00)に業績修正を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の53億円→62億円(前年同期は64.6億円)に17.0％上方修正し、減益率が18.1％減→4.2％減に縮小する見通しとなった。
　なお、通期の連結経常利益は従来予想の120億円(前期は114億円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　銀行単体において、株式等売却益が当初予想を上回る見込みであることから、第２四半期（累計）業績予想及び通期業績予想の経常収益を上方修正するものです。　また、有価証券ポートフォリオの再構築に向けて収支が逆ザヤとなっている外国債券を中心に損失処理を進めております。経常利益と当期純利益につきましては、第２四半期（累計）業績予想は業績見込みの状況より上方修正、通期業績予想は国債等債券売却損が当初予想を上回る見込みであることから据え置いております。　なお、連結業績予想の修正は、主に単体業績予想の修正によるものです。※　上記の業績予想につきましては、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。