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SBI新生銀行のニュース

SBI新生銀行のニュース一覧

前日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―

配信元:株探
投稿:2023/02/24 05:30

フルハシE <9221>  2,211円 (+400円、+22.1%) ストップ高

 フルハシE <9221> [東証S]がストップ高。21日の取引終了後、23年3月期に設立75周年の記念配当10円を実施すると発表。あわせて、1対2株の株式分割を行うことを明らかにしており、これらを好感した買いが集まった。年間配当は普通配当40円とあわせて50円(前期40円)となる見込み。株式分割の基準日は3月31日。同時に、80万株の公募増資と上限12万株のオーバーアロットメントによる売り出しを実施すると発表した。発行価格は3月8日から13日までのいずれかの日に決定する予定。調達資金約15億8700万円(手取概算額)は、工場新設や既存工場の拡充に充てる。

ブランドT <7067>  1,370円 (+204円、+17.5%)

 ブランディングテクノロジー <7067> [東証G]が3日ぶりに急反騰。21日に関東財務局に提出された大量保有報告書で、医療法人社団翔友会(東京都港区)理事長の綿引一氏と共同保有者が6.00%を保有していることが判明。これを受けて需給思惑的な買いが入ったようだ。なお、綿引氏はシェアリングテクノロジー <3989> [東証G]の筆頭株主として知られている。

スマバ <9417>  479円 (+47円、+10.9%) 一時ストップ高

 スマートバリュー <9417> [東証S]が急反騰、一時ストップ高となった。21日の取引終了後、香川県三豊市とソフトバンク <9434> [東証P]との間で、DX(デジタルトランスフォーメーション)を活用して市民向けの窓口業務や職員の働き方の改革の促進につなげるための連携協定を締結したと発表した。自治体向けのDX関連の需要拡大による事業の成長拡大を期待した買いが集まったようだ。まず公用車の管理において、スマバのソリューション「CiEMS シリーズ」などによるDX化を進め、業務の効率化を目指す。実証実験を通じ新たなサービスモデルの構築も推進していくとしている。

日本電解 <5759>  1,966円 (+187円、+10.5%)

 日本電解 <5759> [東証G]が6日続急騰。トヨタ自動車 <7203> [東証P]が米国で 電気自動車(EV)の生産を始めると20日以降、国内メディアが相次いで報じた。電解銅箔メーカーの日本電解はジョージア州において、EV向けの部材を生産する新工場を建設する計画。昨年12月に建設コストの上昇などを背景に着工延期を発表していたが、今回のトヨタに関する報道を受け、米国でのEV向け部材の拡販による成長を期待した買いが集まったようだ。各メディアの報道によると、トヨタが生産するのは多目的スポーツ車(SUV)タイプのEVで、ケンタッキー州の工場で生産する。2025年中に生産を始め、本格的な生産は2026年になるもよう。ノースカロライナ州で建設を計画する電池工場で生産した電池を、ケンタッキー州で生産するEVに搭載する予定という。

レアジョブ <6096>  1,114円 (+104円、+10.3%)

 東証プライムの上昇率トップ。オンライン英会話サービスを手掛けるレアジョブ <6096> [東証P]が続急騰。英語学習のコーチングサービスを手掛けるプログリット <9560> [東証G]や、オンライン資格講座のKIYOラーニング <7353> [東証G]など、リスキリング関連株の一角が逆行高となった。22日、社会人向けオンライン学習サービスを手掛けるSchoo(東京都渋谷区)が、国内ベンチャーキャピタルのインキュベイトファンド(同港区)をはじめ、第一生命ホールディングス <8750> [東証P]の第一生命保険、中国電力 <9504> [東証P]、SBI新生銀行 <8303> [東証S]、商工組合中央金庫(商工中金)などから、シリーズEラウンドで総額21億5000万円の資金調達を完了したと発表した。経済メディアで幾度も取り上げられ、高成長が期待されているスタートアップのSchooが多額の資金調達を実現したことを受け、国策ともいえるリスキリングの市場の成長性が改めて意識された格好となった。全体相場が軟調ななかにあっても、言語習得や資格関連のビジネスを展開する銘柄に対する投資家の買いを誘う要因となったようだ。

eWeLL <5038>  4,275円 (+325円、+8.2%)

 eWeLL <5038> [東証G]が6日ぶりに急反発。21日の取引終了後に発表した25年12月期を最終年度とする中期経営計画で、営業利益14億1500万円(22年12月期6億9200万円)を目指すとしたことが好感された。クラウドサービスのウィン-ウィン-ウィンのサイクルを加速させるほか、BPOサービスのクロスセル拡大を図り、現在の2つの柱の強みを継続的に向上させ、収益を拡大させるという。また、中計の準備期間を経て、次期中計以降における新規事業の成長を推進し、「在宅医療のプラットフォーマー」への進化を目指すとしている。

ダイワ通信 <7116>  1,729円 (+128円、+8.0%)

 ダイワ通信 <7116> [東証S]が急反発。22日午後1時ごろ、提供するAI(人工知能)顔認証送迎バス内置き去り防止支援システム「Face Roll Call(フェイス・ロール・コール)」が内閣府作成の適合品リストに掲載されたと発表。これを材料視した買いが入った。国土交通省が策定した「送迎用バスの置き去り防止を支援する安全装置のガイドライン」に適合した製品として掲載されたという。

VIX短先物 <1552>  1,344円 (+69円、+5.4%)

 国際のETF VIX短期先物指数 <1552> [東証E]が続急伸。同ETFは「恐怖指数」と称される米VIX指数とリンクしており、米国市場の波乱時に上昇する特性を持つ。21日のニューヨーク市場では、ホーム・デポ の決算が市場予想を下回ったほか、米長期金利の上昇を嫌気されNYダウは697ドル安と急落した。これを受け、同日の米VIX指数は前日に比べ1.64(7.72%)ポイント高の22.87に上昇した。この流れのなか、東京市場でVIX短先物は値を上げた。

クレオス <8101>  1,655円 (+84円、+5.4%)

 東証プライムの上昇率7位。GSIクレオス <8101> [東証P]が3日続急伸。21日夜のNHKの報道番組「ニュースウォッチ9」で紹介されたことが好材料視されたようだ。「急接近 防衛と民間企業」のコーナーで、装備品の実用化につなげる「橋渡し研究」と呼ばれる取り組みに関して、防衛装備庁からアプローチを受けた企業の一つとして紹介された。

安田倉 <9324>  1,015円 (+49円、+5.1%)

 東証プライムの上昇率8位。安田倉庫 <9324> [東証P]が続急伸、昨年3月下旬以来約11ヵ月ぶりの1000円大台乗せを果たした。全般リスクオフの地合いにあっても低PBR銘柄に対する物色の動きが継続している。同社株は旧財閥系の倉庫大手で首都圏中心に展開している。PBRが0.3倍台と超割安圏にあるが、今期年間配当は前期実績と並びの25円を計画し、配当利回りは2.5%を超える。前期まで4期連続増配を実施しており、今後も株主還元などの経営努力により、低PBR是正に向けた動きが期待されるなか上値を見込んだ買いを引き寄せた。

エフテック <7212>  642円 (+28円、+4.6%)

 エフテック <7212> [東証P]が大幅反発。同社はサスペンションを主力とするホンダ系の自動車部品会社だが、自動車減産の影響も一巡し、足もとの業績は回復色が鮮明だ。22年10-12月期は営業損益が11億9400万円(前年同期実績は10億7600万円の赤字)と大幅黒字化を果たしている。下半期に利益が集中し23年3月期は前期比75%増益の20億円を予想している。PER8倍前後と割安だが、注目されるのはPBRの低さで、時価予想ベースでも0.2倍台前半で会社解散価値の4分の1の水準に放置されていることになる。配当利回りも3%超と高水準で、株価の水準訂正余地が強く意識されたようだ。

シンメンテ <6086>  1,516円 (+59円、+4.1%)

 シンメンテホールディングス <6086> [東証G]が大幅続伸。21日の取引終了後、23年2月期の期末一括配当予想を20円から23円へ引き上げると発表したことが好感された。上場10周年を迎えることを記念して、記念配当3円を実施する。前期実績に対しては4円の増配となる予定だ。

A&Dホロン <7745>  1,330円 (+48円、+3.7%)

 A&Dホロンホールディングス <7745> [東証P]が大幅高で4日続伸。前日21日の米国株市場では長期金利上昇を嫌気して 半導体関連株が売られたが、東京市場では半導体関連の主力銘柄はインデックス売りの影響もあり下げる銘柄が多いものの、中小型の同関連株については好業績で割安な銘柄を中心に根強い買いが続いた。そのなか、同社株にも物色の矛先が向いたようだ。同社は昨年4月に計測・計量機器の大手のA&Dと電子ビーム技術を強みとする半導体関連装置メーカーのホロンが経営統合して設立(A&Dが親会社)された持ち株会社で、次世代テスターの開発など成長分野での展開力に期待が大きい。一方、計測・計量機器については電気自動車(EV)向けで高水準の需要を捉えている。トヨタ自動車 <7203> [東証P]が新社長の下でEV生産に積極的な姿勢をみせるなか、トヨタと同分野で協業体制にある同社株に投資資金の攻勢が強まっている。足もとの業績も好調で、23年3月期は営業2ケタ増益を見込み、PER9倍弱と株価指標面でも割安感が強い。

■明治海 <9115>  692円 (+23円、+3.4%)

 明治海運 <9115> [東証S]が大幅高で3日続伸。22日午後1時、23年3月期の連結業績予想と配当予想の修正について発表した。今期の最終利益の見通しを55億円から67億円(前期比2.0倍)に上方修正しており、好感されたようだ。売上高の見通しは据え置いた。入渠費をはじめとする船費の減少が利益を押し上げる。為替相場が想定よりも円高に振れたことで、デリバティブ評価損などの減少も見込まれるとし、業績予想に織り込んだ。未定としていた期末一括配当予想は前期末と横ばいの5円とした。

ベクトル <6058>  1,409円 (+36円、+2.6%)

 ベクトル <6058> [東証P]が7日続伸。22日、AI開発のオルツ(東京都港区)と業務提携し、「チャットGPT」に搭載される自然言語処理のAIモデル「GPT-3」を活用し、PR業務のDX(デジタルトランスフォーメーション)ソリューションのサービス化に向けた実証実験を開始すると発表した。これを材料視した買いが入ったようだ。実証実験では、オウンドメディア記事作成やプレスリリースなどのコンテンツ案のドラフト作成などにおける「GPT-3」の活用を通じ、広報担当者が広報戦略などの立案に没頭できる環境を構築することを目的とする。生成系AIの技術課題などに対しても対応策を準備していくとしている。

ラウンドワン <4680>  486円 (+12円、+2.5%)

 ラウンドワン <4680> [東証P]が反発した。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が21日付で、ラウンドワンの目標株価を980円から1100円に引き上げた。光熱費や人件費の上昇といったマイナス要因がありながらも、レジャー需要拡大による客数の増加と客単価の上昇、米国における同社店舗の認知度の高まりなど、事業環境が想定以上に好転していると指摘。同証券による23年3月期の純利益予想を105億円から116億円に見直した。レーティングは「オーバーウエイト」を継続した。

甜菜糖 <2108>  1,681円 (+40円、+2.4%)

 日本甜菜製糖 <2108> [東証P]が続伸。22日午後2時ごろ、23年3月末時点の株主から株主優待制度を導入すると発表しており、好材料視された。毎年3月末時点で1単元(100株)以上を保有する株主に対して、保有株数に応じて1000~2500円相当の自社製品を贈呈するとしている。なお、同社はこれまで株主優待制度としてではなく、年度ごとに実施を決定し同社製品の砂糖を贈呈していた。

HENNGE <4475>  785円 (+18円、+2.4%)

 HENNGE <4475> [東証G]が4日ぶりに反発。22日午前9時30分ごろ、「HENNGE One」がサイボウズ <4776> [東証P]のグループウェア「Garoon」(パッケージ版)連携に対応したと発表したことが好感された。「HENNGE One」の1機能で、社外から社内のオンプレミスシステムへのセキュアなアクセスを実現する「HENNGE Connect」が「Garoon」に対応する。これにより顧客企業は「HENNGE One」にログインするだけで、社内LANに構築された「Garoon」へもVPN接続をすることなくアクセスすることが可能となり、セキュリティーリスクを低減しながら安心して「Garoon」を利用できるようになるとしている。

ノジマ <7419>  1,329円 (+15円、+1.1%)

 ノジマ <7419> [東証P]が続伸。21日の取引終了後、自社株買いを実施すると発表したことが好感された。上限を200万株(発行済み株数の2.03%)、または30億円としており、取得期間は2月22日から24年2月21日まで。株主還元の充実及び経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行による資本効率の向上が目的という。

※22日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース
配信元: 株探
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