1,442円
ケーズホールディングスのニュース
■アライドHD <6835> 120円 (+30円、+33.3%) ストップ高
アライドテレシスホールディングス <6835> がストップ高。1日の取引終了後、連結子会社アライドテレシスが提訴していた訴訟の和解成立に伴い、22年12月期連結決算に受取和解金7500万ドル(約86億1200万円)を特別利益に計上すると発表、これを好感した買いが膨らんだようだ。訴訟や和解の詳細については、和解条項に秘密保持条項が含まれていることから開示は差し控えるとしている。なお、同社の20年12月期実績は、売上高293億8100万円、純利益1億8500万円。
■アイロムG <2372> 1,794円 (+300円、+20.1%) ストップ高
アイロムグループ <2372> がストップ高。1日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、営業利益を15億円から24億円(前期比2.2倍)へ、純利益を11億円から19億円(同38.4%増)へ上方修正しており、これを好感した買いが流入した。中核事業であるSMO(治験施設支援機関)事業で、がん領域の試験の受託が増加するとともに、プライマリー領域の大型案件を複数受託したことが要因としている。また、海外のCRO(開発業務受託機関)事業において、米国及びアジア地域の製薬企業からの新規試験の受託が引き続き堅調に推移していることも寄与し、営業利益が17期ぶりに過去最高を更新する見通し。なお、売上高は150億円(同16.2%増)の従来予想を据え置いた。
■テクノプロH <6028> 3,395円 (+441円、+14.9%)
東証1部の上昇率2位。テクノプロ・ホールディングス <6028> が3日続急騰。技術系の人材派遣サービスを主力とするが、コロナ禍にあって会社側の想定を上回る業績推移をみせている。1日取引終了後、22年6月期の業績予想の修正を発表、最終利益は従来予想の113億円から133億円に20億円増額した。これに伴い、前期比2ケタ減益予想から一転、わずかながら増益に転換する見通し。更に株主還元にも前向きで年間配当を従来計画の53円から62円に上方修正している。これを評価する投資資金の買いが流入した。
■NSSOL <2327> 3,600円 (+385円、+12.0%)
東証1部の上昇率5位。日鉄ソリューションズ <2327> が急反騰。同社は1日取引終了後、22年3月期連結業績予想について、足もとの業績推移を踏まえ、売上高2700億円(前期比7.1%増)は据え置いたものの、営業利益を277億円から287億円(同16.9%増)へ、純利益を185億円から193億円(同13.6%増)へ、年間配当予想を60円から64円(前期は52円50銭)へ上方修正すると発表した。22年3月期第3四半期累計(4-12月)連結営業利益は216億3600万円(前年同期比25.8%増)だった。業務ソリューション事業では産業や流通・サービス分野において、運輸及びプラットフォーマー向けが堅調に推移。サービスソリューション事業では、ITインフラ分野におけるデジタルワークプレースソリューションが好調だったとしている。
■KeePer <6036> 2,115円 (+217円、+11.4%)
東証1部の上昇率7位。KeePer技研 <6036> が4日続急騰。1日の取引終了後、1月度のキーパーラボ運営事業の月次速報を発表しており、既存店売上高が前年同月比30.7%増となり、前月の同19%増から伸びが加速したことが好感された。1月の前半に全国的に降雪があり、高速道路を中心に撒かれた融雪剤汚れを落としたいなどの洗車需要の高まりにより、来店台数は同26.9%増となった。また、除菌付きの車内清掃や塗装面に付着しているミネラル膜の汚れを取るコースが選ばれていることが平均単価の同2.9%増につながった。なお、全店の売上高は同37.5%増だった。
■ビザスク <4490> 4,630円 (+445円、+10.6%)
ビザスク <4490> [東証M]が3日続急騰、前日1日比10.8%高の4635円まで上値を伸ばした。2日午前に、中国の同業大手Business Connect China(BCC社)と業務提携し、中国人アドバイザーを調査対象とするWebアンケート調査サービス(ビザスクexpert survey)を正式に提供開始すると発表。これが好感されたようだ。提携を通じて、同社グループの有する国内外45万人超の既存登録者に加え、BCC社に登録する約30万人の中国人登録者への調査が可能になるという。
■アシックス <7936> 2,467円 (+223円、+9.9%)
アシックス <7936> が4日続急伸。同社は1日取引終了後、集計中の21年12月期連結業績予想について、売上高を3950億円から4000億円(前の期比21.7%増)へ、営業利益を200億円から215億円(前の期は39億5300万円の赤字)へ、純利益を40億円から90億円(同161億2600万円の赤字)へ上方修正すると発表した。カテゴリーではパフォーマンスランニングやコアパフォーマンススポーツ、地域では主に欧州、中華圏が想定を上回る業績となった。加えて、将来年度の課税所得見積額に基づく繰延税金資産の回収可能額が増加する見込みであることから、繰延税金資産を追加計上したため、業績予想を上方修正したとしている。
■ラクスル <4384> 4,025円 (+305円、+8.2%)
ラクスル <4384> が4日続急伸。同社は1日取引終了後、22年7月期の連結営業利益を従来予想の2.5億円(非連結)から3.5億円(前期非連結は2.2億円)に42.0%上方修正したと発表。増益率も13.6%増→61.4%増に拡大する見通しとなったことで、好感されたようだ。
■東京エネシス <1945> 988円 (+70円、+7.6%)
東京エネシス <1945> が急反発。同社は1日取引終了後、22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比40.4%減の13.2億円に落ち込み、通期計画の50億円に対する進捗率は26.4%にとどまったと発表した。ただ、直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比87.4%増の10.9億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の4.1%→5.1%に改善しており、好感されたようだ。
■ユニシス <8056> 3,195円 (+214円、+7.2%)
日本ユニシス <8056> が急反発。同社は1日取引終了後、22年3月期第3四半期累計(4-12月)連結営業利益は187億9000万円(前年同期比7.1%増)と発表した。通期計画260億円(前期比5.6%増)に対する進捗率は72.3%。DX(デジタルトランスフォーメーション)関連の中小型案件の増加により、システムサービスやアウトソーシングビジネスは引き続き好調。利益面では、システムサービスやアウトソーシングビジネスが堅調であり増益を達成した。受注高、受注残高はともに前年同期比で増えており、金融機関向け案件や中小型のシステムサービス案件が活況で、堅調に積み上がっているとした。
■野村 <8604> 538.9円 (+34.4円、+6.8%)
野村ホールディングス <8604> が急反発、同社株としては珍しく一時7.4%高に買われるハイボラティリティな値動きをみせマーケットの注目を集めた。1日取引終了後に発表した21年4-12月期決算は最終利益が前年同期比64%減の1120億3300万円だったが、業績低迷は株価面では織り込みが進んでおり売り材料とはならなかった。特に、直近の四半期ベースで比較すると10-12月期は、7-9月期よりも利益が570億円あまり増加しており、最悪期を脱したとの見方が株価にポジティブに働いたようだ。
■クイック <4318> 1,635円 (+100円、+6.5%)
クイック <4318> が4日続急伸。1月31日に業績の増額修正などを発表したことが引き続き好感された。22年3月期の連結営業利益は24億8600万円から32億5700万円(前期比74.5%増)へ修正し、20円を予定していた期末配当予想を28円へ引き上げた。この発表を受け岩井コスモ証券は1日、同社株の投資判断「A」と目標株価1650円を継続した。同社は専門職の人材紹介や派遣を中心に人材サービスを展開しているが、人材採用ニーズは高水準であり、コロナ禍を機に進む人材流動化が追い風になるとみている。同証券では、22年3月期の同利益は32億6000万円、来期の23年3月期は34億円を予想している。
■ブラザー <6448> 2,194円 (+134円、+6.5%)
ブラザー工業 <6448> が3日ぶりに急反発。株価は一時、前日1日に比べ7%超高に買われた。同社は1日取引終了後に業績の増額修正を発表し、22年3月期の連結営業利益を従来予想の780億円から820億円(前期比91.9%増)に見直した。3期ぶりの最高益となる。同時に今期配当の増配と自社株買いも発表した。為替の円安が寄与するほか、在宅勤務の増加で小型複合機・プリンターが伸び、工作機械なども堅調だ。今期配当は従来予想から4円増の年64円(前期は60円)とする。更に、550万株(発行済み株式数の2.11%)、100億円を上限とする自社株買いを実施する。取得期間は2月2日から7月29日まで。
■ANAHD <9202> 2,555円 (+149.5円、+6.2%)
ANAホールディングス <9202> が4日続急伸。1日の取引終了後に発表した21年10-12月期の連結決算は、営業損益が1億9000万円の黒字(前年同期は814億5800万円の赤字)と8四半期ぶりに黒字へ転換した。第2四半期の決算で「第4四半期に営業利益の黒字化を目指す」という目標を掲げていたが前倒しでの達成となり、これが好感された。売上高は前年同期比30.2%増の3069億2100万円だった。緊急事態宣言が全面解除された10月以降、国内線の旅客需要が大きく改善したほか、旺盛な貨物需要や海上輸送の混雑に伴う航空へのシフトを背景に、国際線貨物が引き続き好調に推移した。4-12月期累計の営業損益は1158億1700万円の赤字となった。なお、2日に第3四半期決算発表を控えるJAL <9201> も買いが先行した。
■キーエンス <6861> 63,080円 (+3,670円、+6.2%)
キーエンス <6861> が4日続急伸。FAセンサー大手で商品競争力の高さを背景とした高利益率を特長とし、直販体制による顧客ニーズの囲い込みで安定した収益基盤を誇る。同社は1日取引終了後、21年4-12月期決算を発表、FA機器への旺盛な需要に伴う増収効果から営業利益は前年同期比61%増の3024億1100万円と大幅な増益を達成した。これを好感する形で投資資金が流入した。株価は年初から大幅な下落トレンドにあったが、足もと売り一巡で、前日1日はマドを開けてのリバウンドで5日移動平均線を上放れ、底入れを明示していた。
■JIA <7172> 1,174円 (+64円、+5.8%)
ジャパンインベストメントアドバイザー <7172> が4日続急伸。1日の取引終了後、チャーターエアラインビジネス分野への参入を目指し、パイオニアエース航空(青森県八戸市)の全株式を取得したと発表しており、これが好材料視された。同社は航空機オペレーティング・リース事業を主力としているが、新たなリースプロダクツとしてビジネスジェットへの展開を拡大し、旅客や貨物のチャーター便運航などのチャーターエアラインビジネス分野への事業展開を図っていくとしている。
■ケーズHD <8282> 1,185円 (+62円、+5.5%)
ケーズホールディングス <8282> が急反発。1日取引終了後、1000万株(発行済み株式総数に対する割合5.04%)もしくは100億円を上限とする自己株式の取得枠を設定すると発表しており、材料視されたもよう。株主価値を高めるとともに、資本効率の向上及び経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行するため。取得期間は2月2日~5月31日。あわせて、22年3月期連結業績予想について、売上高を7720億円から7400億円(前期比6.6%減)へ、営業利益を445億円から400億円(同22.7%減)へ、純利益を320億円から290億円(同25.1%減)へ下方修正することも発表した。22年3月期第3四半期累計(4-12月)営業利益は312億8300万円(前年同期比31.3%減)。7~8月の天候不順でエアコンや冷蔵庫が振るわなかったこと、11~12月に東日本を中心に気温が高めに推移したことによってエアコンや暖房商品が低調であったことなどを受け、業績見通しを下方修正するとした。
※2日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
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